2020年12月6日日曜日

Japan BPの結果・りょうたの感想ブログ

11月28日、29日の2日間にわたって行われたJapan BPの結果報告です。

1. Japan BPの概要

2. 大会の感想

3. 大会結果


1. Japan BPの概要

    

JBPBritish Parlimentary というディベートの形式で行う二日間の大会です。日本だけではなく外国の選手も集まって競い合うレベルが高い大会です。ICUDSからは1チーム、1年生ペアが出場し、もう1チームはジョイントで出場しました。


2. 大会の感想

  

ICU24期のりょうたです。JBPは僕の2020年最後の大会でしたので正直結果を残していきたい大会でしたが残念ながらブレイクすらできないで終わってしまいました。大会中も大会後も脳をよぎったのは ”この大会レベルタッカ!”


これ以上感想を述べる前に少しBritish Parlimentary形式について説明をしたいとおもいます。(感想と関連性があるので)まず他の形式と異なりBPでは一つの試合に四つのチームが参加します。チームは肯定と否定側に分かれ、最初に喋る二チームをオープニング、残りをクロージングと言います。準備時間15分(少し短め)で一人七分のスピーチを8回行います。クロージングはオープニングとは異なる新しい論を出さなければいけなくそれがBPの難しいところです。ジャッジにクロージングが出した新しい論(エクステンション)がオープニングとは本当に異なってかつ重要なことを証明するのが要でもあります。

    

感想に戻ると...

 ”何も言うことが残っていない。” とクロージングになるたびに感じてしまいました。肯定側であっても否定側であってもオープニングの方々に考えていたことの大半を取られてしまう結末が待っていました。また自分の中では十分エクステンションだと自負していた論がジャッジには取られなくて苦戦をしてしまいました。特に二回目の試合では最下位に落ちてしまい大変落ち込んでしまいました。四試合目では二位を取れたものの、BPの特徴のクロージングでは良い結果が出せず悔しいまま終わりました。


数字には出なかったものの僕の中ではこの大会は多く得た物がありました。まずジャッジからのフィードバックが的確で勉強になりました。客観的な指摘を数多くされ参考になりました。反論が一歩及ばないところどうすれば良かったのか、オープニングの落ち度の見つけ方と指摘のしかた、エクステンションのジャッジにアピールする方法、モーションごとに言えたことなどなどたくさん話してもらえて大会に出たかいがあったなぁって思いました。


色々まだ修正しなければならないディベーターとしての自分に築けて本当に良かったです。

 

3. 大会結果

・Team Prize

5th Breaking team: Centre Foward (Hideto, Joint)


おめでとうございます!


2020年11月22日日曜日

第26回梅子杯の結果・てつのりの感想ブログ

11月14日、15日 の二日間にわたって行われた第26回梅子杯の結果報告です。

1. 梅子杯の概要

2. てつのりの感想文

3. 大会の結果&写真


1. 梅子杯の概要


梅子杯は他の多くの大会とは異なり各インステ(大学)から2チームまでのみが出場することのできるNA styleの二日間の大会です。2日目は初日の上位チームによって争われます。 今年はICUDSから2チームが参加しました。

2. てつのりの感想文

 同期のりずとチームを組みました。ポジションはりずがファーストとリプライで自分がセカンドでした。大会が学期末に重なったこともあり、大会前に2人そろっての練習が全くできない状態だったにもかかわらず、当日にファーストで流れをつくってくれたりずに感謝しています。  
 1日目は4ラウンドあったのですが、2ラウンド目が終わった際にりずが体調不良でリタイアし、残りの2ラウンドはアイアンでディベートをすることになりました。初めてのアイアンで不安ばかりでしたが、なんとか1ラウンド勝利することができました。 
 大会でアイアンでディベートをするというなかなか貴重な経験から、主に2つの課題に気付くことができました。 1つ目は、argumentの少なさです。アイアンの場合、通常2人で意見を出し合うものを1人で行わなければいけないので、argumentの少なさはある程度は仕方のないことなのかもしれません。しかし、これがアイアンで全勝できなかった最大の原因です。負けたラウンドでは、argumentが思いつかず、ファーストとセカンドで本質的には同じことを何とか別のargumentを話しているかのように見せようとしていました。小手先の内容の薄いスピーチは、各インステでの選抜を経たチームのみが出場する梅子杯では当然通用するはずもなく、ラウンド中に自分の敗北を確信してしまうほどお粗末なものでした。 
2つ目は、イラストレーション(具体例)の不足です。これは大会前からの自分の課題だったのですが、大会でアイアンでディベートをすることにより痛感しました。自分はイラストレーションを考えることが苦手で、同じことの言い換えをすることで7分間話し切ろうとしてしまうことがよくあります。確かに重要な点を繰り返すことで説得力が増すことがある場合もあるのですが、イラストレーションを増やした方が効果的であることは先輩のスピーチを聞くと明らかです。 
 以上2つの課題のどちらも、発想力が欠けていることが根源にあると思います。ディベートの練習はもちろんですが、うまい人のスピーチを聞くことで学んでいきたいです。あと英語も頑張ります。   いろいろと自分の課題を再確認した梅子杯ですが、大学ディベート歴1年未満かつ英語が母国語ではない出場者が該当するルーキー枠でRookie 5th Best Speakerを受賞することができました。また、初日の結果から1日目のルーキー枠のチーム2位にあたるRookie 2nd Breaking Teamにもなることができました。しかし、初日の4ラウンド全てに2人そろって出場することができなかったので、残念ながらチームとしてはnot eligibleなってしまい2日目には進めませんでした。それでも個人とチームの両方で結果が残せて嬉しいです。また2人で大会に出場して次こそは2日目に進みたいです。  

3 大会の結果

・Team Prize

Rookie 2nd Breaking team: とまよねーず (Rizu, Tetsunori)
・Speaker Prize
Rookie 5th Best speaker, Tetsunori
・Adjudicator Break
Kota

おめでとうございます!



2020年10月26日月曜日

第11回銀杏杯の結果・Kevinの感想ブログ

10月24日, 25日に行われたIcho-Cupの結果報告です!


1. 銀杏杯の概要

2. Kevinの感想文

3. 大会の結果&写真


1. 銀杏杯の概要


銀杏杯は、主に1年生向けの、NA Styleの2日間のブレイク制大会です。これまでの大会とは違った緊張感もあり、競争率も高くなっている大会です。また様々な大学のディベーターと交流する機会を提供する場としての大会でもあります。今年はICUDSから2チームが参加し、オンラインzoom行われました。


2. Kevinの感想文


Icho-Cup was the first debate tournament that I participated in as a member of the ICUDS. I was very nervous when I applied for a debate contest. I wasn't good at debating and I wasn't confident of doing well. However, I was able to improve my skills because my seniors and friends helped me a lot during club activities. So I applied for Icho Cup and I was able to learn many things even though I couldn't go to Break. I always appreciate ICUDS. I am very grateful to the club for making this opportunity for me.



3. 大会の結果&写真


・Team Prize

Diamond Division
5th Breaking team, Quarter-Finalists: anti-natto (Eujin, Rizu)


おめでとうございます!

2020年10月4日日曜日

K-Cup2020 (NA)の結果・ゆじんの感想ブログ

 今回は9月26日に行われたK-CUP2020(NA)の結果報告を行っていきます!


1. K-CUPの概要

2. ゆじんの感想文

3. 大会の結果&写真


1.K-CUPの概要

K-CUPはディベート歴1年未満の学生が多く出場する1年生向けのNA styleの1日大会です。

例年とは違い、今年はオンラインMixidea3試合行われました。


2.ゆじんの感想文

同級生のりずとチームを組んでもらいました。ポジションはりずファースト+リプライ、ゆじんセカンドで、りずが多くしゃべってくれてとても感謝です。

今回の大会に向けて私たちはそれぞれ目標を立てていました。

私はわかりやすいstructure, 具体例のillust, 効果的なrebuttal、の三つを目標とし、プレパとスピーチの中でがんばって取り入れようとしました。ジャッジさんからstructureはきれいだねと言われたのと、illustもある程度できるようなったと個人的に成長を感じたので何よりです。

りずがとても綺麗なファーストスピーチでがんばってセカンドの土台を作ってくれたおかげだと思います。もう一度とても感謝です。

次の課題は相手チームとのengagementかなと思います。

適切なrebuttalreconstructionができるようになりたいです。(今回の大会では先輩方やジャッジさんからたくさんアドバイスもらったのに実践できなく悔しいです)


日常の部活の練習はオンラインで、コミュニケーションがうまくとれない場合が多く、いつもオフラインの方が楽だな~と考えていたので、りずにわざわざキャンパスまで来ていただきました。3回目のとても感謝です。朝早起きさせてごめんね。やっぱりオフラインがプレパもしやすいし、試合中直接パートナーと話せる安心感の大切さにも気づきました。はやくオフラインでの部活を楽しみたいです!


3.大会の結果

・Team Prize

8th Best Team: NWIC (Leo, Joint)

・Speaker Prize

10th Best Speaker: Eujin


おめでとうございます!

2020年8月30日日曜日

エリザベス杯の結果・りょうたの感想ブログ

今回は8月23日にICU主催で開催されたエリザベス杯の大会報告です。

1. エリザベス杯の概要

2. りょうたの感想文

3. 結果報告


1. エリザベス杯の概要

エリザベス杯は、本来5月にICUで開かれる新人生ディベーター歓迎大会です。

毎年なら本校で約100チーム以上が競う合う大会ですがコロナの影響で今年はオンラインのディベートプラットフォーム、mixidea,で66チームが集まり競い合いました。

原則として、新人生と先輩がチームになります。今大会はNorth American Style で四試合行いました。

Prizeは去年同様 Team, Rookie Speaker, Experienced Speaker3種類ありました。


2. りょうたの感想文

ICU24期(一年生)の尾島 良汰です。よろしくお願いします!この大会を振り返り思ったことを共有する目的で書きました。


オンラインで大会

ディベートとは一般的にはオフライン、チームメイト、対戦チームの人々とジャッジが同じ部屋で行う競技でありその空間が大切な働きをします。しかしコロナにより他のサークルと同様、勧誘や活動がオンラインになってしまったディベートはどうしても何か足りない感じが漂っていました。正直なところオンラインではイマイチディベートはやり辛く、連携が思うように取れないことも少なからずありました。そんな中でこのような大規模な大会を楽しく終えられることができたのは運営に回って下さった先輩方の努力の結果だと確信しています。

練習と大会の流れ

先輩は頼りになる。これが率直な感想でした。練習ではオンラインになれてないのにも関わらずzoomでディベートの要点をまとめたパワポや練習計画を立てて下さり本当に助かりました。また大会近くになるとできるだけ出場ペアで練習ができるように工夫をしてもらえました。組んで下さる先輩方も僕たち新人のレベルに合わせて助言や連携をとって下さりました。こんなにも早くオンラインディベートに慣れられたのは先輩方のサポートが欠かせなかったです。


経験はものを言う。正直今大会は余りスタートがよくありませんでした。初っぱなから負けてしまい少し落ち込んでいた僕にとしさん(組んで下さった先輩)は冷静に対応し、負けた原因を分析して次の勝負に向けて改善点を色々教えて下さりました。一番印象に残った助言は昼休みにとしさんが言って下さったことでした。「良汰は主語が足りない。それは自分が題目を余り理解できていないことを隠す為にやっているんだね。もっと例を出して行かないと話が曖昧で終わるよ。」本当に感動しました。こんな短時間で僕に欠けている物を的確に指摘してもらえるなんて思いもよらないボーナスでした。実際昼休みまで行った二つのディベートでは気づくと指摘通り主語が明確でない場面が多く、自分が逃げていることを隠そうとしてるのが見え見えでした。残りの二つの試合ではこの点を改善しようと心掛けた結果、speaker score (個人点)が徐々に上がって行きました。まだ完全に克服できたわけではありませんがこれを機に日々の練習でも気をつけて話をするようになりました。やっぱり先輩って頼れる存在だなぁって思いました。


大会後

交流は大切。大会とは競い合いの場でもありますが同時に他の大学の人と交流を深める絶好のチャンスです。オンラインではそれがより難しくなりましたが不可能ではありません。大会で知り合ったり少し面識がある人とより良好な関係を保つことも可能です。大会で成績を残した人に教えを請うことやその人を目標にしてモチベーションを上げていくこともできます。僕としては自分の上にこんなに人がいてそんな人達と競い合うことができる今の環境はものすごく楽しいしレベルアップするモチベーションにもなります。こんなに楽しくできるとは思いもしませんでしたがエリザベス杯に参加して本当に良かったです。ありがとうございました!

Special Thanks 

ペアを組んで下さったとしさん、大会の運営委員の皆様、練習に付き合って下さった先輩と同期、そして大会で当たったチームと参加者の皆様ありがとうございました。


3. 結果報告

・Team Prize

7th Best Teams: ICU A (Ryouta, Toshiaki) 

・Speaker Prize

6th Best Rookie Speakers: Ryouta (ICU A)

4th Best Speaker: Hideto (ICU B)


おめでとうございます!