2020年12月6日日曜日

Japan BPの結果・りょうたの感想ブログ

11月28日、29日の2日間にわたって行われたJapan BPの結果報告です。

1. Japan BPの概要

2. 大会の感想

3. 大会結果


1. Japan BPの概要

    

JBPBritish Parlimentary というディベートの形式で行う二日間の大会です。日本だけではなく外国の選手も集まって競い合うレベルが高い大会です。ICUDSからは1チーム、1年生ペアが出場し、もう1チームはジョイントで出場しました。


2. 大会の感想

  

ICU24期のりょうたです。JBPは僕の2020年最後の大会でしたので正直結果を残していきたい大会でしたが残念ながらブレイクすらできないで終わってしまいました。大会中も大会後も脳をよぎったのは ”この大会レベルタッカ!”


これ以上感想を述べる前に少しBritish Parlimentary形式について説明をしたいとおもいます。(感想と関連性があるので)まず他の形式と異なりBPでは一つの試合に四つのチームが参加します。チームは肯定と否定側に分かれ、最初に喋る二チームをオープニング、残りをクロージングと言います。準備時間15分(少し短め)で一人七分のスピーチを8回行います。クロージングはオープニングとは異なる新しい論を出さなければいけなくそれがBPの難しいところです。ジャッジにクロージングが出した新しい論(エクステンション)がオープニングとは本当に異なってかつ重要なことを証明するのが要でもあります。

    

感想に戻ると...

 ”何も言うことが残っていない。” とクロージングになるたびに感じてしまいました。肯定側であっても否定側であってもオープニングの方々に考えていたことの大半を取られてしまう結末が待っていました。また自分の中では十分エクステンションだと自負していた論がジャッジには取られなくて苦戦をしてしまいました。特に二回目の試合では最下位に落ちてしまい大変落ち込んでしまいました。四試合目では二位を取れたものの、BPの特徴のクロージングでは良い結果が出せず悔しいまま終わりました。


数字には出なかったものの僕の中ではこの大会は多く得た物がありました。まずジャッジからのフィードバックが的確で勉強になりました。客観的な指摘を数多くされ参考になりました。反論が一歩及ばないところどうすれば良かったのか、オープニングの落ち度の見つけ方と指摘のしかた、エクステンションのジャッジにアピールする方法、モーションごとに言えたことなどなどたくさん話してもらえて大会に出たかいがあったなぁって思いました。


色々まだ修正しなければならないディベーターとしての自分に築けて本当に良かったです。

 

3. 大会結果

・Team Prize

5th Breaking team: Centre Foward (Hideto, Joint)


おめでとうございます!


2020年11月22日日曜日

第26回梅子杯の結果・てつのりの感想ブログ

11月14日、15日 の二日間にわたって行われた第26回梅子杯の結果報告です。

1. 梅子杯の概要

2. てつのりの感想文

3. 大会の結果&写真


1. 梅子杯の概要


梅子杯は他の多くの大会とは異なり各インステ(大学)から2チームまでのみが出場することのできるNA styleの二日間の大会です。2日目は初日の上位チームによって争われます。 今年はICUDSから2チームが参加しました。

2. てつのりの感想文

 同期のりずとチームを組みました。ポジションはりずがファーストとリプライで自分がセカンドでした。大会が学期末に重なったこともあり、大会前に2人そろっての練習が全くできない状態だったにもかかわらず、当日にファーストで流れをつくってくれたりずに感謝しています。  
 1日目は4ラウンドあったのですが、2ラウンド目が終わった際にりずが体調不良でリタイアし、残りの2ラウンドはアイアンでディベートをすることになりました。初めてのアイアンで不安ばかりでしたが、なんとか1ラウンド勝利することができました。 
 大会でアイアンでディベートをするというなかなか貴重な経験から、主に2つの課題に気付くことができました。 1つ目は、argumentの少なさです。アイアンの場合、通常2人で意見を出し合うものを1人で行わなければいけないので、argumentの少なさはある程度は仕方のないことなのかもしれません。しかし、これがアイアンで全勝できなかった最大の原因です。負けたラウンドでは、argumentが思いつかず、ファーストとセカンドで本質的には同じことを何とか別のargumentを話しているかのように見せようとしていました。小手先の内容の薄いスピーチは、各インステでの選抜を経たチームのみが出場する梅子杯では当然通用するはずもなく、ラウンド中に自分の敗北を確信してしまうほどお粗末なものでした。 
2つ目は、イラストレーション(具体例)の不足です。これは大会前からの自分の課題だったのですが、大会でアイアンでディベートをすることにより痛感しました。自分はイラストレーションを考えることが苦手で、同じことの言い換えをすることで7分間話し切ろうとしてしまうことがよくあります。確かに重要な点を繰り返すことで説得力が増すことがある場合もあるのですが、イラストレーションを増やした方が効果的であることは先輩のスピーチを聞くと明らかです。 
 以上2つの課題のどちらも、発想力が欠けていることが根源にあると思います。ディベートの練習はもちろんですが、うまい人のスピーチを聞くことで学んでいきたいです。あと英語も頑張ります。   いろいろと自分の課題を再確認した梅子杯ですが、大学ディベート歴1年未満かつ英語が母国語ではない出場者が該当するルーキー枠でRookie 5th Best Speakerを受賞することができました。また、初日の結果から1日目のルーキー枠のチーム2位にあたるRookie 2nd Breaking Teamにもなることができました。しかし、初日の4ラウンド全てに2人そろって出場することができなかったので、残念ながらチームとしてはnot eligibleなってしまい2日目には進めませんでした。それでも個人とチームの両方で結果が残せて嬉しいです。また2人で大会に出場して次こそは2日目に進みたいです。  

3 大会の結果

・Team Prize

Rookie 2nd Breaking team: とまよねーず (Rizu, Tetsunori)
・Speaker Prize
Rookie 5th Best speaker, Tetsunori
・Adjudicator Break
Kota

おめでとうございます!



2020年10月26日月曜日

第11回銀杏杯の結果・Kevinの感想ブログ

10月24日, 25日に行われたIcho-Cupの結果報告です!


1. 銀杏杯の概要

2. Kevinの感想文

3. 大会の結果&写真


1. 銀杏杯の概要


銀杏杯は、主に1年生向けの、NA Styleの2日間のブレイク制大会です。これまでの大会とは違った緊張感もあり、競争率も高くなっている大会です。また様々な大学のディベーターと交流する機会を提供する場としての大会でもあります。今年はICUDSから2チームが参加し、オンラインzoom行われました。


2. Kevinの感想文


Icho-Cup was the first debate tournament that I participated in as a member of the ICUDS. I was very nervous when I applied for a debate contest. I wasn't good at debating and I wasn't confident of doing well. However, I was able to improve my skills because my seniors and friends helped me a lot during club activities. So I applied for Icho Cup and I was able to learn many things even though I couldn't go to Break. I always appreciate ICUDS. I am very grateful to the club for making this opportunity for me.



3. 大会の結果&写真


・Team Prize

Diamond Division
5th Breaking team, Quarter-Finalists: anti-natto (Eujin, Rizu)


おめでとうございます!

2020年10月4日日曜日

K-Cup2020 (NA)の結果・ゆじんの感想ブログ

 今回は9月26日に行われたK-CUP2020(NA)の結果報告を行っていきます!


1. K-CUPの概要

2. ゆじんの感想文

3. 大会の結果&写真


1.K-CUPの概要

K-CUPはディベート歴1年未満の学生が多く出場する1年生向けのNA styleの1日大会です。

例年とは違い、今年はオンラインMixidea3試合行われました。


2.ゆじんの感想文

同級生のりずとチームを組んでもらいました。ポジションはりずファースト+リプライ、ゆじんセカンドで、りずが多くしゃべってくれてとても感謝です。

今回の大会に向けて私たちはそれぞれ目標を立てていました。

私はわかりやすいstructure, 具体例のillust, 効果的なrebuttal、の三つを目標とし、プレパとスピーチの中でがんばって取り入れようとしました。ジャッジさんからstructureはきれいだねと言われたのと、illustもある程度できるようなったと個人的に成長を感じたので何よりです。

りずがとても綺麗なファーストスピーチでがんばってセカンドの土台を作ってくれたおかげだと思います。もう一度とても感謝です。

次の課題は相手チームとのengagementかなと思います。

適切なrebuttalreconstructionができるようになりたいです。(今回の大会では先輩方やジャッジさんからたくさんアドバイスもらったのに実践できなく悔しいです)


日常の部活の練習はオンラインで、コミュニケーションがうまくとれない場合が多く、いつもオフラインの方が楽だな~と考えていたので、りずにわざわざキャンパスまで来ていただきました。3回目のとても感謝です。朝早起きさせてごめんね。やっぱりオフラインがプレパもしやすいし、試合中直接パートナーと話せる安心感の大切さにも気づきました。はやくオフラインでの部活を楽しみたいです!


3.大会の結果

・Team Prize

8th Best Team: NWIC (Leo, Joint)

・Speaker Prize

10th Best Speaker: Eujin


おめでとうございます!

2020年8月30日日曜日

エリザベス杯の結果・りょうたの感想ブログ

今回は8月23日にICU主催で開催されたエリザベス杯の大会報告です。

1. エリザベス杯の概要

2. りょうたの感想文

3. 結果報告


1. エリザベス杯の概要

エリザベス杯は、本来5月にICUで開かれる新人生ディベーター歓迎大会です。

毎年なら本校で約100チーム以上が競う合う大会ですがコロナの影響で今年はオンラインのディベートプラットフォーム、mixidea,で66チームが集まり競い合いました。

原則として、新人生と先輩がチームになります。今大会はNorth American Style で四試合行いました。

Prizeは去年同様 Team, Rookie Speaker, Experienced Speaker3種類ありました。


2. りょうたの感想文

ICU24期(一年生)の尾島 良汰です。よろしくお願いします!この大会を振り返り思ったことを共有する目的で書きました。


オンラインで大会

ディベートとは一般的にはオフライン、チームメイト、対戦チームの人々とジャッジが同じ部屋で行う競技でありその空間が大切な働きをします。しかしコロナにより他のサークルと同様、勧誘や活動がオンラインになってしまったディベートはどうしても何か足りない感じが漂っていました。正直なところオンラインではイマイチディベートはやり辛く、連携が思うように取れないことも少なからずありました。そんな中でこのような大規模な大会を楽しく終えられることができたのは運営に回って下さった先輩方の努力の結果だと確信しています。

練習と大会の流れ

先輩は頼りになる。これが率直な感想でした。練習ではオンラインになれてないのにも関わらずzoomでディベートの要点をまとめたパワポや練習計画を立てて下さり本当に助かりました。また大会近くになるとできるだけ出場ペアで練習ができるように工夫をしてもらえました。組んで下さる先輩方も僕たち新人のレベルに合わせて助言や連携をとって下さりました。こんなにも早くオンラインディベートに慣れられたのは先輩方のサポートが欠かせなかったです。


経験はものを言う。正直今大会は余りスタートがよくありませんでした。初っぱなから負けてしまい少し落ち込んでいた僕にとしさん(組んで下さった先輩)は冷静に対応し、負けた原因を分析して次の勝負に向けて改善点を色々教えて下さりました。一番印象に残った助言は昼休みにとしさんが言って下さったことでした。「良汰は主語が足りない。それは自分が題目を余り理解できていないことを隠す為にやっているんだね。もっと例を出して行かないと話が曖昧で終わるよ。」本当に感動しました。こんな短時間で僕に欠けている物を的確に指摘してもらえるなんて思いもよらないボーナスでした。実際昼休みまで行った二つのディベートでは気づくと指摘通り主語が明確でない場面が多く、自分が逃げていることを隠そうとしてるのが見え見えでした。残りの二つの試合ではこの点を改善しようと心掛けた結果、speaker score (個人点)が徐々に上がって行きました。まだ完全に克服できたわけではありませんがこれを機に日々の練習でも気をつけて話をするようになりました。やっぱり先輩って頼れる存在だなぁって思いました。


大会後

交流は大切。大会とは競い合いの場でもありますが同時に他の大学の人と交流を深める絶好のチャンスです。オンラインではそれがより難しくなりましたが不可能ではありません。大会で知り合ったり少し面識がある人とより良好な関係を保つことも可能です。大会で成績を残した人に教えを請うことやその人を目標にしてモチベーションを上げていくこともできます。僕としては自分の上にこんなに人がいてそんな人達と競い合うことができる今の環境はものすごく楽しいしレベルアップするモチベーションにもなります。こんなに楽しくできるとは思いもしませんでしたがエリザベス杯に参加して本当に良かったです。ありがとうございました!

Special Thanks 

ペアを組んで下さったとしさん、大会の運営委員の皆様、練習に付き合って下さった先輩と同期、そして大会で当たったチームと参加者の皆様ありがとうございました。


3. 結果報告

・Team Prize

7th Best Teams: ICU A (Ryouta, Toshiaki) 

・Speaker Prize

6th Best Rookie Speakers: Ryouta (ICU A)

4th Best Speaker: Hideto (ICU B)


おめでとうございます!


2020年6月7日日曜日

ICU-CUPの結果・りずの感想ブログ

今回は5月31日にICUDSで初めて開催された部内大会の報告です!

1. ICU-CUPの概要

2. りずの感想文

3. 結果報告

1. ICU-CUPの概要

ICU-CUPは、今年初めて開催された部内ディベート大会です。本来5月にエリザベス杯という新人生ディベーター歓迎大会がありますが、今年はコロナウイルス感染拡大の影響により、延期となってしまったため、ICU-CUPを新入生歓迎大会として開くことになりました。そしてほとんどの部員にとっては、初のオンラインでのディベート大会でした。

例年のエリザベス杯と同様、原則として新人生と先輩がチームになり、総勢20人の部員でNorth American Styleで3試合行いました。


2. りずの感想文

おはこんばんにちは、ID24の“さとうりず“と言います。

きっと24の中で初ブログ書きマンなので変なこと書かないようにしつつ、ちらちら佐藤が見えてくる文章を書きます、ではいってみませう。。


大会が遠い昔なので(体感)うろ覚えなのはご勘弁。私は大学からディベートを始めたので実質この部内大会が初めての大会でした。ペアは21のちゆき先輩というとっても素敵な先輩と組ませてもらいました。感謝。。感想は、楽しかった!!結構疲れた!もっとうまくなりたい!!などなど色々思うことがありました、、自分が思うようにスピーチできなかったりいやそもそも思いつかんし、、何言えばいいの、、(困惑)と頭こんがらがり、、だった気がする。。現にこの感想すら徒然なるままに書いております。。

これだけじゃいかん、しっかりしたコメントも載せます。二つくらい。まずひとーつ。今回の大会は何が良かったかって聞かれたらペアがちゆき先輩だったことを挙げると思います。ちゆき先輩に「どうして?」「短くまとめて」とたくさん聞かれた記憶、、しかしそれがとっても楽しかった、、自分の中で理由づけをちゃんとしないと、と意識づけられた一日でした。大会中はいい緊張感を保てて行動できたかなーと、本当に先輩には頭が上がりません。。

つーぎは、意気込みかな。意気込みっていうほどなのかはわからんが、、今回の大会はそんなに結果が出せなかったので悔しくもありました。大学から始めたのを考慮しても悔しかった!ただ、この悔しさがあったからこそ自分がこれからディベーターとしてどうなりたいのかを考えることができたと思います。書こうか悩んだんですけど書きます、自分のために、どっかの誰かのために。もしこれを見る人(未来の新入生とかですかね、、)がいたら参考程度にってくらいで見といてください。(それと同時に自分に対して宣言することにもなるな、、まあいいか、、意思表明です。。)


「只今より意思表明を始めます。」


私は、大会で(とりあえず何位でもいいので)入賞できるくらいの実力がつけられたらいいなって思ってます。(曖昧なことこの上なし。どの大会で何位なのかもあやふや、、)私自身負けず嫌いな一面もあるのでこの点についてはすごく悩みました。正直もっとディベートにかけてもいいのかなって思いつつ、けど精神面等を考えるとこれくらいにするという目標であれば全てのバランスがうまくいくかな、と。あくまでディベートは自分の手段として、最終的な目標に近づければいいと思ってます。(この話はまたブログを書くときに話そうかな、と)考えてディベートをする。考えることの楽しさと苦しさを忘れずにディベートしていきたいな。。ディベートが自分にとってどんな存在で、ディベートを通じて一体どうなりたいのか。一度は考える価値のある問いなのではないでしょうか。いい感じにまとまってるかしら?


「まあ、そのうち心変わりするとは思いますが、ある程度の計画と目標を地道に立てていくのが性に合ってるのでとりあえずの宣言です。」


なんていうか、こういう風に思えるのってICUDSの雰囲気あってこそなのかなって思います。いろんな形があってもいい、部活とはいえ縛られなくてもいい。まさに多様性重んじてるICUのいいところが出てるんじゃないかなって思います。ありがとう、ICUDS。。


すごくまとまってないので最後に言いたいこと言います。これからお世話になります。どうぞよろしくお願い致します。


3. 結果報告

Rookie Best Speakers
1st Ryouta
2nd Aoi
3rd Eujin, Leo
5th Meika, Ami

Best Teams
1st TeamB (Ami, Aika)
2nd TeamE (Meika, Lilac)
3rd TeamG (Ryouta, Hiroto)
4th TeamC (Eujin, Fumie)
5th TeamA (Rizu, Chiyuki)

おめでとうございます!

2020年5月31日日曜日

NEAO 2019 / WUDC 2020の結果報告 & あいかの感想ブログ

今回はNEAO2019・WUDC 2020の結果報告を行っていきます!豪華2本立てです!!

1. NEAO・WUDCの概要
2. あいかの感想文
3. 大会の結果&写真

1.NEAO・WUDCの概要
Northern Asia Open (通称NEAO)は、毎年秋に開かれるBP Styleの国際大会です。
大会日程は4日間あり、NEAO 2019は台湾で開かれました。
ブレイクリーグはOpen、EFL、High schoolの3つがあります。

World Universities Debating Championship(通称WUDC)は世界最大のディベート大会です。
毎年お正月ごろに開催され、WUDC 2020はタイで開かれました。
Open、ESL、EFLの3つのブレイクがあります。

両大会共にブレイクナイトが豪華で、絶品料理がたくさん食べられることも魅力です。

2.あいかの感想文

コロナのせいで半年間育てていたICUTが潰れてしまって悲しいようでちょっと安心している宮澤愛花です。

今回はNEAOWUDCのブログを書きます。何ヶ月前の大会だよ!って思う人が多いと思いますが、時間の経過でブログ担当が忘れただろう、とよくICUDSが使う逃げ道を使わないだけ比較的マシだと思います。

ディベートに役に立つのは同期のとしやが書いたワールズブログの方が100倍ためになると思うので、どうぞhttp://keiodebate.org/blog/wudc_2020/

あと、このブログ8割ぐらいどうでもいいことなので、ディベートのためになりそうなことを最後にまとめたので、役に立つ情報は欲しい人は最後までスクロールを!

私は高校生の時WSDCに出て全然勝てなかったため、ディベートの国際大会って考えると、「絶対勝てない」という気持ちが常にありました。それもあり、一年生の時には国際大会に出る気持ちがほとんどなかったです。ですが、パートナーのひかるとは秋Tブレイク挑戦しブレイク落ちして、BPノービスに出て、「案外私たちいいチームかもね!」ということにお互い気づき、何か国際大会に出たいね〜ってなんとなく話していたのがワールズ出るきっかけになりました。どうせ出るなら、ワールズでしょ!という気軽なノリで始まった気がします。私はあまり覚えていないが、ひかるによるとESLブレイクを目標にしていたそうです。私はEFLブレイクできるかなってずっと思っていました。


NEAO/NEADC?

NEAOはワールズの練習として出場しました。今年のにゃおはちょうど秋休みと被っていたので、授業を休むことなく参加することができたのが一番嬉しかったことだと思います。後タピオカが安くて美味しかったです。

にゃおで記憶に残っているのは、「焦り」です。ワールズの1ヶ月前、ディベートの能力なんて急に出るわけではないので、そろそろ安定して勝てるようにならないともう間に合わないと焦っていました。そのような気持ちで参加したにゃおは、私の焦りを解消するどころか、むしろ私のメンタルを壊す大会になりました。

一応ブレイクはでき、私はEFLのブライズをいただけたが、それより納得のいくスピーチはほとんどなく今までの練習や学んだことを全く活かせていないと感じました。

R1”OK Boomer”を若者が積極的に使うべきかの論題でした。一位は取れたものの、スピーチは雑だったし、ロジックをしゃべっているだけ、スピーチにちゃんとした軸がなかったです。よくひかるに「あいかはたくさん喋るけど、もっと抽象的なパッケージングと全体を見るのが足りてない」って言われていたので、本当にその通りだなと思いました。

まぁR1だからちょっと焦っているのでしょ!って自分に言い訳をし、R2Northeast Asian Unionを作るラウンドにOGとして突入!なんとなく何を言わないといけないのか理解していましたがセットアップに困りました。北朝鮮はとりあえず無視して、ASEANみたいなゆるふわ感なのかEUみたいながっつりしたunionなのか、どのようにunionで物事を決めるのか、全会一致制なのか、多数決なのか、票の分配方法は?今の関係性での経済的政治的つながりと具体的にどのように変わるのか、などどうしようどうしようって焦りました。じゃぁとりあえず、セットアップの詳細はケースを立ててからそれに良い感じにフィットさせようと思いケースを考え始めたが、焦っていたため、まともにケースのロジックが思いつかなく、何もまとまっていない中PMスピーチしました。OOには韓国のチームがいて、火力がありましたね。でもいっている事が半分ぐらいデタラメだったので、悔しかったです。まぁディベートはそんなもんだな〜強いな〜って思いながら聞いていました。オープニングが終わってから自分のスピーチを見直したら、すぐに何を言えばよかったかわかってた、今の関係性の弱点やNAUによってそれが解決できる話がポンポン出てきて、悔しかったです。ひかると一緒にした反省は、焦らない。焦ったら今までのリサーチや過去に練習したにたモーションを思いだす。大丈夫!うちらならできる。というようなことを言った気がします。このラウンドではクロージングが思ったより死んでいたので、消去法で2位になったけど、スピーチが結構ひどかったので、気持ちはどんよりしていました。ひーちゃんは、まぁ2位取れたから良いじゃん〜ってポジティブで好きでした。

そしてそしてR3。重要だからモーションも貼っておく。
TH, as an international student from a democratic country studying in Hong Kong, would choose not to leave.

モーション出た時の感想:え、危ないから出ようよ。
ラウンド終わってからの感想:いや、危ないから出たほうがいいよ。

CGでした。4位でした。多分ディベートが本当に上手い人なら勝てると思うが、私は多分20年ディベート修行してもあのラウンドで勝てる気がしなかったので、意外に4位取っても何も感じませんでした。「まぁしょうがない」ってすぐに切り替えができました。ひかるが「いや、このモーション出しちゃダメでしょ〜」って結構言っていました。

R4学校で”one can never be totally straight”って教えるモーションでOOでした。教育モーション好きですが、これはあまりしっくりしなったです。ひかるを召喚する時だ!!と思ってひかるに任せましたが、ひかるっちも「うぅーん、ダメでしょ。だって違うし、そんなこと言われたら困るじゃん」っていう感じでした。ふわぁってしたままスピーチして、ふわぁって3位とりました。確かにふわぁってしていましたが、個人的にはCOのこれをコンサバ地域で教えたら、親怒っちゃうでしょアーギュメントには勝っていた気がしました。ですが、ハームがパステルカラーみたいな雰囲気だったのでそれはダメだったなと反省しました。でも、もう一回スピーチするとして、何をいうのがわからなかったのです。それは前のラウンドみたいにテンパっていた、モーションがあまり良くなかったなどの理由でなく、単純に自分の力不足が原因であって、ひかるのケースを具体化する自分の仕事をちゃんとできなくて、焦りどうすれば良いのかわからなかったです。

R5は西洋の民主主義国家のMNCがサウジみたいな非民主国家に投資や支店を置かないべきみたいなモーション。多分にゃおで唯一満足したスピーチ。スピーチしてて楽しかった。

反省点はチームとしての連携が良くなかった。MGGWで押している内容が全く違ってて面白かったです。出すケースや何をメインアーギュメントにするか意見が一致しないときでどうすれば良いのでしょうかね。どっちかの方が強いなら基本的にはその人の言う通りにすればいいが、同じ実力の人と組むときは迷いますよね。このチームの場合、自然とモーション分野が得意の人の言うことを採用するようになったと思います。試合でいきなり決めるのは難しいので、前もってどのように食い違った時に決めるかはパートナーと話し合ったらいいと思います。

R6。インフォスライド長!私は英弱ではないと思うのですが、普通に解釈をミスりました。悲しかったです。確か4位だったと思います。

R
ここで一位を取らないとブレイク落ち。緊張感はあったが、それよりもちょっと諦めかけていました。一位なんて無理でしょとなぜか思っていました。モーションが出てconsumerist lifestyle のモーションだったのですが、個人的信条はGOVサイドだったので、OOで上手く頭が回らなかったです。焦って、頭がこんがらって、わからなくなってさらにちゃんと頭を働かなくなって、時間見てさらに焦ってと言うサイクルに陥っていました。私の脳みそが死んでても、ひかるはキレッキレだったので、とりあえずひかるの話を聞いて、あまり納得がいってなくてもとりあえずそれをスピーチにしました。自分のスピーチが終わったら、映画のエンドロールを見る時の映画を振り返って感傷に浸っている時と同じ気持ちになっていました。なんでディベートしているんだろう〜ここで負けてブレイク落ちか〜頑張ってきたと思ったのにな〜大岡山練辛かったな〜お金と時間と睡眠時間を犠牲にする価値あんのかな〜という謎メンヘラthoughtsが頭をぐるぐる回っていました。

結果としてはブレイクすることができ、QFで抹殺されました。もうディベートあまりしたくないなと思っていたので、負けても「よしタピオカ買いに行こ〜」としかあまり思いませんでした。(ごめんよ、ひかる)

にゃおを通して、ディベートの技術はもちろん気持ちの面もどうにかしないといけないな、と感じました。メンタル強化のきっかけは意外に簡単なものでした。先輩が以前シェアした記事がR1に役に立ったので、それお礼をLINEでしていました。普通なら、会話の終わりの方に「頑張れよ」的なこと言う人が多いと思いますが、その人は「楽しんでね」って言って、少しずつそれが自分のマインドセットに浸透していきました。焦ってよく考えられないことは負けることを考えているから生まれるものだが、そもそもなんで負けるのがそんなに恐れることなのかをディベーターらしくロジカルに考えていきました。ディベートをするのは勝つためでなく、勝つときによく付随する、あのやりきった感、良いスピーチをして嬉しい感情、パートナーとスピーチがいい感じに合致する感じ、リサーチを組み込めた時の努力が報われた気持ちが大好きでディベートをしている。3年生になってジェミニあたりで多くの先輩方が、「勝つためにディベートするのではなく、楽しむためにするんだ」って言っているのが記憶にあるのですが、それはそれでちょっと違う気がする。勝つことも好き。気持ち良くありません?勝つの。なので、勝つことがディベートするインセンティブと無関係ではない。でも勝つことが全てではない。勝つことが全てになると、勝てなくなると辛くなり、試合前に無駄なプレッシャーを作っていく。そして、勝つことだけだと、絶対負けられないと感じ始め負けないためにディベートをしている感じがして、練習やリサーチが断端苦痛になっていく原因だなと思います。

なので、「勝つ」ことよりも「楽しむ」ことを重要視するようにしました。両方あるけど、バランスが重要だなと思います。私はもともと勝つことを本能的に感じるので、楽しむnarrativedominantにしてequalizeするようにしました。するようになった、と言う表現はよくないと思います。頭でわかっていてもそう感じることは難しいです。なぜそれができるようになったか自分でもわからないが、負けても「こう言うことが学べた」「ここは楽しかったね〜」「たかがディベートだよ〜」と言うことを意識的にパートナーや自分に言い聞かせました。

このメンタリティーのトランジション中、12月の初めにUT MARAに出ました。(ひかるのブログ:http://icudsblog.blogspot.com/2019/12/ut-mara-open-2019.html

結果はsemi finalist、そして仲良く二人とも個人で2位!!

自分にとって重要な大会だったなと思います。東南アジアでもある程度通用することがわかり、スピーチして楽しく、やりきった感を感じれる場面が多く、リサーチや以前やったラウンド練が役に立ったラウンドもあり、でももうちょっと頑張らないといけないなと感じることができた大会でした。

何より、楽しむことができるなら、ある程度の結果もついてくるって感じれるようになりました。

ワールズ行こうと思っている人たちは是非海外大会に行くことをお勧めします。ワールズに限らず何かの準備のために海外大会に行く時には、コスパもありますが、何をその大会で得たいのかをチームでしっかり話すことが大切だと思います。私達もインドネシアかマレーシアどっちの大会に出るか迷いましたが、マレーシアの方が圧倒的に安く、ワールズの練習になる大会に参加したいね、とひかると話しました。結局ワールズで当たる確率が高く、勝たないといけないチームはUT MARAの方が多い感じでした。実際にインドネシアの大会は東南アジアの上位層ディベーターが参加する一方、UT MARAはどちららかというとローカルっぽい大会で、この大会であったチームと数回ワールズで当たりました。ワールズでアロケされたラウンドのレベルもUT MARAと同じぐらいでした。


WUDC

はい。ワールズのことについて書きます。

試合の前日には韓国料理を食べ、夜のwelcoming partyみたいのはひーちゃんと二人だけで7人ぐらい座るテーブルに座り、次から次への料理が運ばれていっぱい食べられて嬉しかったです。

モーション発表までとても緊張してずっと吐き気がして、ガタガタ震えていました。大会とか緊張する時にどのように対応するかは前もって研究しておくといいと思います。

R1はBBCと同じように放送しよう〜っていうモーションでした。メディアの役割やどのように人々の影響を与えるかはJBPの反省会でやっていたので、経験をうまく活かせられました。OGだったのですが、CG顔見たことある人だなと思ったらシドニーCCOはハートハウスらしかったです。コード制万歳。CGがすごくうまく私たちが言ったことをリハッシュしていましたが、いいアジア人ジャッジが(名前忘れたけどすごい人らしい)入っていたので、ちゃんと私たちを2位にしてくれました。COはうまかったけど、もう普通の話をしていたので、それを防げなかったのが悔しかったです。

R2自由貿易のモーション。以前この系統のモーションひかると話し合っていたし、お互い使えるリサーチをしていてフル活用できました。個人的信条を真逆のことを話していましたが、楽しかったし、やりきった感があってよかったです。

R3は子供が自分をreligious indoctrinationした親を訴えていいか。去年のディベすすのGFモーションをひかるとのプレパ練&そのあとのリサーチをフル活用できました。が、4位。自分たちは普通に親はこれを教えないと子供が地獄落ちると思って教えていたからしょうがなくね?っていう話をしたけど、OGは子供が親にリベンジできて気持ちいいじゃん〜CGはこれでカルト倒せる!!COはこれしたら親がよりreligious indoctrinationするでしょ!って感じに負けてしまいましたまぁしょうがないなと思います。ここで学んだことはドヤ顔重要。私は結構テンパり言っていることが正しいのかわからず、いつものような力がスピーチに入らなかったです。他の3チームは冷静に考えたら本当にデタラメを言っているが、火力があるから強いと感じてしまいます。そりゃジャッジもうちらを負けにしたのわかるなって自分でも感じてしまいました。そしてジャッジの洗脳。日本ではこれって〇〇のディベートだよねって明示的に言わなくても取ってくれますが、ワールズではそれがあまりない感じでした。なので、このディベートはこれについてです!他のアーギュメントは関係ない!!ってオープニングなら特にこれを説明するのが大切です。

R4オリンピックをbanする。オープニングでディベートが完成してしまいました。頑張って3位とりましたが、以前の私達ならこのような時には絶対4位をとっていたので、

二人でチーム成長を感じたね、と二人で同じことを感じていたみたいです。私たちはオープニングとちょっと違う新しい話を持って行ったのだが、このような時に重要なのは、的外れな話でなくモーションにちゃんとレレバンシーのある話を持ってくること。そして、なんでその話が重要なのかの説明をたくさんする。この試合で私たちはオリンピックによって国などがアスリート育成に力を入れ、様々なサポートを得られる話をしたが、やはりオープニングのインパクトより弱く、なぜこっちの方が重要なのかの説明が不足していました。

またオープニングが強い時に焦ると思いますが、やはり完璧に全てを証明するのは難しいです。これは後でジャッジから聞いた話だが、OOは経済的ベネフィットの説明はしていたようでちゃんと証明できていないと感じたから、それをクロージンで証明したら勝ってたよ、と言われました。なので、当たり前だが、落ち着いてオープニングの話を聞くことが重要であると改めて感じました。特にメンバーだと焦りちゃんと細かく聞くことが難しいので、それはwhipとうまく連携を取るといいと思います。また、強いチームバイアスを意識的に頭に入れスピーチを聞くと、ロジックの穴に気付きやすいと思います。どんなディベーターでも失敗するし、15分のプレパで迷子になったかもしれないし、今お腹痛くて調子出てないかもしれないし、昨日飲み過ぎて二日酔いかもしれないし、めっちゃマターがあっても結局7分のスピーチ時間しかない。完璧にすることなんてほとんどない、という気持ちでクロージンに挑むといいかもしれないですね。

R5はメキシコのドラックカルテルのモーションで、なんとなく話をわかっていましたが、知識が皆無すぎてあっっっさい話をしました。踏ん張って2位とり、R4同様前なら絶対4位取ってたね、ってなりました。具体的な話が全くわからないときは、あえて抽象的なロジックを使うことである程度勝てることに気づきました。IRモーションで特にそうですが、知識が全てでなくロジックも同じぐらいに重要。このような行動を取ると、このような便益がある/このように周りが変化する、など細かい人の分析や社会情勢がなくても話せるものは絶対にあるから、焦らずそれを見つけ、ドヤ顔で話すといいと思います。

R6social credit system導入するモーション。オープニングが結構プラベースの話だったのでCGからは、社会の規範やモラルはその社会にみんなで決めるものだから、このシステム導入もOPPのいうハームがあっても正当化される話をしました。3位でした。チェアは去年のESL優勝者(らしい、私は知らない)がイニシャルは私たちを一位にしてくれていました。え〜だったら頑張れよ〜って思ったのですが、パネル二人の話を聞いたら本当に何も聞いてなかったので、逆によく頑張ったな、3位にしてくれてありがとう、でももうちょっと頑張って2位にして欲しかった、という謎のチェア評価をしていました。

二日目で9点。微妙というか無理じゃね?って思ってしまいました。ひかるは「頑張るぞ!全然明日巻き返せる」というポジティブ思考で助かりました。

三日目の朝は本当に本当に緊張していました。1日目より緊張していました。モーション発表の部屋とラウンド部屋が一番近い部屋で5分、遠い部屋なら7ぐらいかかるので、お願いお願いOGだけはやめてってずっと思っていました。そして無事R7OGでした!ですが、モーション発表と同じ建物の部屋が数個あり、本当に運良くその部屋にアロケされました。モーション発表前緊張しすぎて、テンションが謎に上がったかわからないが、尊敬する先輩に応援の言葉を自分でお願いしました(今とても恥ずかしいことをしたなって記憶から消したいです)。でも頂いたメッセージがいい感じに緊張を自信に変え、ディベートをするが楽しみになってきました。すごいですね。なので、みなさん後輩が大会行っているときは先輩づらしてメッセージ送るといいかもしれないですね。

R7ASEAN wayを変えるかどうかで、本当にこの対立軸を踏まえてリサーチしていたので、調べたこといっぱい喋れて楽しかったです。何位取ったか全くわからないが、楽しかったから順位どうでもいいや、って思ってしまいました。

R8フェミが”beauty doesn’t matter””all bodies are beautiful”どっちをサポートするモーション。フェミは得意な方だったはずなのに、全く何も思いつかなく、にゃおの、あわわわ状態になってしまいました。そこで頼りになるのがひかる!!ちゃんとわかっててくれて、私はそれをスピーチにして、ハームをいっぱい盛るだけしました。説明されただけで、試合中はしっくりこなかったですが、にゃおよりはちゃんとひかるの言いたいことをスピーチにできたと思います。だけど、勝った気もしなくて、もやもやして、いい感じに納得のいくスピーチができなかったな、と思いました。ちなみにこのラウンドのチェアはR6と同じで、その人ちゃんと今回は私たちを1位にしてくれていたので、R6はチャラになったと思います。

一位になったことは当時知らなかったので、最後はすっきりして終わりたいな、と思いました。ポジションどこかな〜ってOGはもう2回やっているからないでしょ〜って安心していたら、見事OGでした。部屋も微妙に遠いところで、オワタって思いましたが、ちゃんと地図を見直して、どのルートで行くか決めて、「楽しも!後悔のないようにしようね」ってひかると話し合いました。思ったほど緊張してなく、スッキリした頭でマターがぽんぽんできました。モーションは年齢じゃなくてcompetencyIntelligenceでクラス分けをするもの。考えてみればOGでよかったです。ひかると考えていたマターが一緒だったし、私はOO COが言いそうなことを防ぐアーギュメントも言えました。私は当時塾講師やっていて、天才とそうじゃない子を一緒にグループで教える辛い経験がここでイラストやどんなに教えづらいか、それがどのよう解決できで、どのようなベネフィットが先生と生徒にあるかめっちゃ細かく説明するのに役に立ってよかったです。ここで無事2位を取りました。でも順位やブレイクを聞く前から、すごくすっきりしていたし、後悔もなかったし、ここまでよくやったなって感じれました。結果にかかわらずこのように感じれたことはディベート能力以外にワールズを通して成長することができたからだと思います。

ブレイク発表はあまり期待してないせいか、そこまで緊張しませんでした。ESLぶれいくでICUAが発表されても、「。。。?」というのが第一リアクションでした。でも、嬉しかったです。嬉しそうにする喜ぶひかるを見てもっと嬉しくなりました。

中間日は、KDSのチームとバンコクに行きました。と言っても、私は当時開催される予定だったICUTのためにやることが結構溜まっていたので、お昼みんなで食べて、その後バンコクのカフェに5時間ぐらいこもりました。夕飯は屋台で食べ、マンゴーシェイク飲み、シェイク用のマンゴーを交渉して購入しました。なんだかんだ楽しかったです。

ESLQF。なぜかわからないが、ひかると「恥をかきたくない」って話しました。なので勝ち負けよりも、恥を掻くようなスピーチをしないということで怖かったです。以前先輩が言った「スピーチは一瞬の恥、弱いのは一生の恥」という自分のディベート人生のモットーにしてきた言葉があるが、ここのスピーチ失敗したら永遠の恥やと思いました。

モーションはある程度平等でletting children be childrenで遊び時間などを重視する子育てが主流な社会で、親として子供の将来のためにビシバシ教育する、でCOでした。QFに行くとより強い人いるしモーションも難しくなり、変なスピーチしてなんでこいつがここにいるの?って周り馬鹿にされるかもしれないから、ここでいい感じに満足したスピーチして3位取りたい気持ちが心の何処かになかったわけではないです。でもディベート中は勝ち負けよりも、楽しもう!っていう気持ちでいっぱいで、実際にディベートしてて楽しかったです。周りの人には日本人バイアスで、絶対通ったよ〜って言われたが、通らなかったですね。


〜ちょっと役に立ちそうな内容〜

スピーチ

1.ドヤ顔重要。自信がなくてもそれっぽく喋る。

2.ジャッジの洗脳。このディベートで議論されるべきものをちゃんと説明する。

3.知識が皆無なモーション(IRとか)は抽象的なロジックやコンテキストに依存しない内容を丁寧に話す。

リサーチ

1. リサーチの基本として、闇雲にたくさんのことを覚える!という感覚よりどのようにこれがディベートに使えるか頭に入れてリサーチしていきましょう!例えば、記事を読んでいるときに、何が対立軸なのかを意識し、具体的にどのようなモーションに使えるのかまで考えるといいです。

2. ラウンド練をした後リサーチする!何を知っていればよかったか、どのような例を言えたなら勝てたかを考えてその内容を調べるようにするといいと思います。今回のワールズが古典っぽいモーションが多かったのもありますが、何気似たようなモーションが多いので一回覚えれば役に立つものが多いと思います。

3. 読むのがめんどくさい人にオススメな動画
The Daily Show with Trevor Noah

→これは毎日アップされるコメディーニュース番組。面白くアメリカで何が起きているかわかるからオススメ。

何かのトピックに関して説明する動画

CNBC International /CrashCourse/Last Week Tonight/Now This World/Patriot Act/TIME/The Economist/Vice /Vox/Washington Post

全部YouTubeにあるので、登録して面白そうなものやディベートで使えそうなものを見ていくといいと思います。動画の場合全体的な情報が多いので、動画だけでは不十分だと思います。私は、これらから調べる分野の動画をいくつか見て、なんとなくどんな感じかつかめたらそれを元に細かい情報を自分で調べていました。また、見るだけでは絶対に数日後に忘れるからディベートに使えそうな内容は全部書き起こしていました。

その他

1. 出すマターが食い違った時にどのように選ぶか前もって決めておく

2. ラウンド練する時にはラウンド前に以前の反省を踏まえて何を注意して取り組むかをチームで確認する。最近これができていないから二人で意識していこう!とかなんでもいいので適当にラウンド練するのではなく、どのようにこの練習に取り組むのか何を学びたいのかの目的意識を持って練習するといいと思います。私とひかるは初めの方ずっと4位ばかり取っていて、爆死しない!という目標のもと爆死しないようにどうするか細かく考え、ラウンド練前に自分達にリマインドしていきました。また、ラウンド後にはしっかり復習する。プレパが良かった点と直すべき点。もう一回そのラウンドをやるならどのように改善するか。リサーチは誰が何をするか、などワールズとUT MARAではモーションが古典っぽくて、この復習をしっかりしていたから、すぐにどのような対立軸なのか、勝ち筋が何かがすぐにわかり、リサーチフル活用できたからいい結果を残せたと思います!

3. 海外大会行く時ラウンド部屋の下見をしよう!私は心配性なのでモーション発表前にどのルートで行くかひかると話し合っていました。

4. 当たり前だけど、チームメイトと仲良くしましょ。特に長期的に組むのなら大切です。私とひかるは本当に性格が違うのでお互いに???ってなることがあったけど、あーひかるがあの顔をしているときは私の話を無視しているのではなく、本当に聞こえていないんだ!って理解さえできれば、どのタイミングで話しかければいいのかわかるし、ギスギスせずにできる!


最後に、ワールズで良い結果を残せたのは多くの人に様々なことを教わったからです。ICUDSの先輩方。ワールズだけでなく、入部してから個人練習に付き合ってもらったり、基本的なプリンシプルを教えてもらったり、このモーション何言えばいいの?といううざい質問に丁寧に返信してくださったり本当にありがとうございました。

他大で一緒に大会に出て様々なことを教えてくださったり、大会や練習で役に立つアドバイスや怖い練習会でレベルの高いラウンドで練習したり、先輩方がスピーチで使ったロジックやフレーム、言い回しを覚え多くの試合で役に立ちました!改めてありがとうございました。また、たくさんの大会で同期と当たって切磋琢磨するのも頑張るモチベーションとなっていました。ありがとうございました。最後に私のどうでもいい話や悩みこと、愚痴を聞いてくれる、励ましてくれる人がいなかったら途中で死んでいたと思います。感謝しても感謝しきれません。


最後の最後にひかる!個人的に一番心にグッときたのは大岡山練習の朝、ひかるに「昨日悩んでてなかなか寝れなかったのよ。俺自分のためにディベートするとモチベーションが下がるから、あいかのために頑張ることにしたよ!」って言われたことです。実は私も前日の夜色々考えていたのだが、悩んだ結果自分でやるって決めたから最後までちゃんとやれよ!という自分中心の考えでした。ここでひかると私の差がはっきりしますね。こんな優しいひかるだからこそワールズとその経過にあった色々な大会や困難を乗り越えられたと思います!ありがとうね、ひかる。

長くなってすみません。振り返って辛いこともあったけど、なんだかんだいい思い出になったので、是非みなさんもワールズや国際大会で目標を持ってディベートを楽しんでくださいね!

3.大会の結果&写真
〇Thaipei NEAO 2019
  - Open Quarter Finalist: ICU 1 (Hikaru Hotta, Aika Miyazawa)
  -EFL 5th Best Speaker: Aika Miyazawa

〇Thailand WUDC 2020
  -ESL Quarter Finalist: ICU A (Hikaru Hotta, Aika Miyazawa)
  -EFL 6th Best Speaker: Aika Miyazawa


~NEAO~
まずは食事後の1枚から!

仲良しです!

めっちゃ良い写真!2人とも楽しそうです!!

KDSの2人との集合写真。本当におめでとうございます!!

OFFでもクールです!


~WUDC~
向こうだと半袖らしいです...うらやましい!

猫ちゃんとのツーショット!

南国と言えばフルーツ!

ステキな笑顔!

タイ料理。すごく美味しそうです!

ブレイクナイトの1枚。本当にお疲れ様でした!!

2020年5月30日土曜日

KK-Cup2020の結果&ゆうきの感想ブログ

今回はKK-Cup2020の結果報告をしていきます!

1. KK-Cupの概要
2. ゆうきの感想
3. 結果報告



1.KK-Cupの概要
KK cupは名古屋で開催されるBP styleの大会でした。 BPは2人でチームを組んで、4チームでディベートをします。


(大会には全国から66人のルーキーディベーターが集結しました。)



2.ゆうきの感想
俺は今回のKK-Cupを皮切りに、ディベートをやめようと思っていました。

最高に楽しもうと思って、前からの夢を一つ叶えることに。

大会前日の早朝にチームメイトと待ち合わせて名古屋の会場までヒッチハイクでいくことにしました。



(始めてから3時間ほど車がつかまらなくて、あやうく大会に間に合わなさそうで笑いました)



今まで出会ったことないような、昔暴走族の一員だった方、昔ストリートファイティングをしていらした方、生涯橋作りをしていらっしゃる方、年の離れた愛のあるカップル、と道中長々とお話しをすることができて、目が見開かれすぎて眼球飛び出ちゃいました。

名前を聞いて自己紹介し合うわけでもなく、お別れの時に連絡先を交換するわけでもなく、資本主義的な損得関係がない一回きりのその場限りの時間、現代にもっと増やしていきたいなとちょっぴり思いました。

***

日が暮れる頃にちょうど名古屋に着き、チームメイトの友達たちと6人でタイ料理を食べることに。その後宿に着いてからは、配属された6人部屋の他メンバーとはじめましてをすることに。次の日大会だというのに、寝たのは深夜2時でした。

そんな初日の夜に気付かされたが、どうやらディベーターたる動物はどんな話題であれ、お腹がいっぱいになるまで考え抜き、語り合うことができる人が多いらしい。そしてもう一つ気付かされたが、僕はどうやらこのディベーターたちで構成されるコミュニティが好きらしい。


3日間の中で、数え切れないほどのことを、初対面の人から長く付き合いがある人まで色々な人と語り合った。
恋愛ってこんなにも理性的にできるんだと衝撃を受けるほど、ある人はあまりにも精緻で論理的に好きな相手とこれ以上距離を近づけてはいけない理由を語った。
どれだけ不幸だったとしても実はそこら中に愛が溢れていることについてある人は語った。どうして競技ディベートを辞めるべきではないかをある人は語り、大衆が憧れ賞賛するような大それたことを成し遂げるのではなくて、身の回りの小さな生活や関係を愛おしむ生き様の幸福さをある人は語った。みんな語るものを持っていて、みんなの語りは地に足がついていて、僕に大きく影響を与えた。

競技の中でも語り合うことは続いた。
今回の大会の試合で一番面白かったお題は、「The house supports communal child rearing.」だった。去年哲学のゼミで学んだロールズの正義論だったり、自分の親子関係の経験を元に、じゃあ実際に自分はどんな世の中に生きていきたいのかという現実に根ざす未来志向的な考えをディベートを通して深めることができて、とてつもなく楽しかった。

ディベートコミュニティのこの側面を僕がなんで好きなのか考えてみたら、それは、ある話題が世間一般の価値観からしたらどれだけ小さくてどうでもいいようなことであったとしても、その話題を提起した人にはその人なりの理由や事情があることを尊重して、相手が誰であれ存分に言葉の限りを尽くして付き合おうといった姿勢で向き合っているのが、素敵だからだと思う。

それに加えて、自分の人生をいかに生きていきたくて、そのためにはどんな社会を作っていきたいかという大きすぎるような問いともひたむきに向き合う姿勢を貫くディベーターたちの姿がただただかっこいいからというのもある。

KK-Cupを振り返って
(ジョイントとは他大のディベーターとチームを組むことですが、)まず、僕はジョイントで組むのがむっちゃ好きだなと気づきました。

夏の一年生大会銀杏杯で初めて組んだジョイントの相手は、最高にぶっ飛んだ人でした。今回久しぶりに会えて、えぐいほど深みのある言葉を連発していて、
今回組んだジョイントの相手は最高に優しく人懐っこい、波長の合う人でした。帰りは、ぼくのミスで深夜バスのチケットをまさかの買えてなくて、朝まで磯丸水産で語り明かしたのはいい思い出(笑)(ぺこり)。
また今回の大会でおまけであったコミュニケーションラウンドで一回組ませていただいた、歳が近くて高校の先生をやっているやすとさんは最高にディベートがうまく、面白おかしいスピーチに魅せられました。その日の夜にガストで一緒に話し合えた時間も僕の大切な記憶となりました。

(やすとさんまじ最高っす。)

そんな人たちと出会い、関係を築いてこれたことだけでもディベートをやってよかったなと思います。

***

自分の生きたい生を生きるために、どんな世の中に生きていきたいかをひたすら考え抜いて、同志たちとそれをぶつけ合う。

競技ディベートっていいでしょ、新入生の皆さん。

読んでくださり、ありがとうございました。

(ICUDSの同期と!)

3.結果報告

Kota Okumuraがチーム名Osaka ICUでSemi Finalistまでいきました!おめでとうございます!


(こうたまじ尊敬よ!)By ゆうき