今回はKK-Cup2020の結果報告をしていきます!
1. KK-Cupの概要
2. ゆうきの感想3. 結果報告
1.KK-Cupの概要
KK cupは名古屋で開催されるBP styleの大会でした。 BPは2人でチームを組んで、4チームでディベートをします。
(大会には全国から66人のルーキーディベーターが集結しました。)
2.ゆうきの感想
俺は今回のKK-Cupを皮切りに、ディベートをやめようと思っていました。
最高に楽しもうと思って、前からの夢を一つ叶えることに。
大会前日の早朝にチームメイトと待ち合わせて名古屋の会場までヒッチハイクでいくことにしました。
(始めてから3時間ほど車がつかまらなくて、あやうく大会に間に合わなさそうで笑いました)
今まで出会ったことないような、昔暴走族の一員だった方、昔ストリートファイティングをしていらした方、生涯橋作りをしていらっしゃる方、年の離れた愛のあるカップル、と道中長々とお話しをすることができて、目が見開かれすぎて眼球飛び出ちゃいました。
名前を聞いて自己紹介し合うわけでもなく、お別れの時に連絡先を交換するわけでもなく、資本主義的な損得関係がない一回きりのその場限りの時間、現代にもっと増やしていきたいなとちょっぴり思いました。
名前を聞いて自己紹介し合うわけでもなく、お別れの時に連絡先を交換するわけでもなく、資本主義的な損得関係がない一回きりのその場限りの時間、現代にもっと増やしていきたいなとちょっぴり思いました。
***
日が暮れる頃にちょうど名古屋に着き、チームメイトの友達たちと6人でタイ料理を食べることに。その後宿に着いてからは、配属された6人部屋の他メンバーとはじめましてをすることに。次の日大会だというのに、寝たのは深夜2時でした。
そんな初日の夜に気付かされたが、どうやらディベーターたる動物はどんな話題であれ、お腹がいっぱいになるまで考え抜き、語り合うことができる人が多いらしい。そしてもう一つ気付かされたが、僕はどうやらこのディベーターたちで構成されるコミュニティが好きらしい。
3日間の中で、数え切れないほどのことを、初対面の人から長く付き合いがある人まで色々な人と語り合った。
恋愛ってこんなにも理性的にできるんだと衝撃を受けるほど、ある人はあまりにも精緻で論理的に好きな相手とこれ以上距離を近づけてはいけない理由を語った。
どれだけ不幸だったとしても実はそこら中に愛が溢れていることについてある人は語った。どうして競技ディベートを辞めるべきではないかをある人は語り、大衆が憧れ賞賛するような大それたことを成し遂げるのではなくて、身の回りの小さな生活や関係を愛おしむ生き様の幸福さをある人は語った。みんな語るものを持っていて、みんなの語りは地に足がついていて、僕に大きく影響を与えた。
恋愛ってこんなにも理性的にできるんだと衝撃を受けるほど、ある人はあまりにも精緻で論理的に好きな相手とこれ以上距離を近づけてはいけない理由を語った。
どれだけ不幸だったとしても実はそこら中に愛が溢れていることについてある人は語った。どうして競技ディベートを辞めるべきではないかをある人は語り、大衆が憧れ賞賛するような大それたことを成し遂げるのではなくて、身の回りの小さな生活や関係を愛おしむ生き様の幸福さをある人は語った。みんな語るものを持っていて、みんなの語りは地に足がついていて、僕に大きく影響を与えた。
競技の中でも語り合うことは続いた。
今回の大会の試合で一番面白かったお題は、「The house supports communal child rearing.」だった。去年哲学のゼミで学んだロールズの正義論だったり、自分の親子関係の経験を元に、じゃあ実際に自分はどんな世の中に生きていきたいのかという現実に根ざす未来志向的な考えをディベートを通して深めることができて、とてつもなく楽しかった。
ディベートコミュニティのこの側面を僕がなんで好きなのか考えてみたら、それは、ある話題が世間一般の価値観からしたらどれだけ小さくてどうでもいいようなことであったとしても、その話題を提起した人にはその人なりの理由や事情があることを尊重して、相手が誰であれ存分に言葉の限りを尽くして付き合おうといった姿勢で向き合っているのが、素敵だからだと思う。
今回の大会の試合で一番面白かったお題は、「The house supports communal child rearing.」だった。去年哲学のゼミで学んだロールズの正義論だったり、自分の親子関係の経験を元に、じゃあ実際に自分はどんな世の中に生きていきたいのかという現実に根ざす未来志向的な考えをディベートを通して深めることができて、とてつもなく楽しかった。
ディベートコミュニティのこの側面を僕がなんで好きなのか考えてみたら、それは、ある話題が世間一般の価値観からしたらどれだけ小さくてどうでもいいようなことであったとしても、その話題を提起した人にはその人なりの理由や事情があることを尊重して、相手が誰であれ存分に言葉の限りを尽くして付き合おうといった姿勢で向き合っているのが、素敵だからだと思う。
それに加えて、自分の人生をいかに生きていきたくて、そのためにはどんな社会を作っていきたいかという大きすぎるような問いともひたむきに向き合う姿勢を貫くディベーターたちの姿がただただかっこいいからというのもある。
KK-Cupを振り返って
(ジョイントとは他大のディベーターとチームを組むことですが、)まず、僕はジョイントで組むのがむっちゃ好きだなと気づきました。
夏の一年生大会銀杏杯で初めて組んだジョイントの相手は、最高にぶっ飛んだ人でした。今回久しぶりに会えて、えぐいほど深みのある言葉を連発していて、
今回組んだジョイントの相手は最高に優しく人懐っこい、波長の合う人でした。帰りは、ぼくのミスで深夜バスのチケットをまさかの買えてなくて、朝まで磯丸水産で語り明かしたのはいい思い出(笑)(ぺこり)。
また今回の大会でおまけであったコミュニケーションラウンドで一回組ませていただいた、歳が近くて高校の先生をやっているやすとさんは最高にディベートがうまく、面白おかしいスピーチに魅せられました。その日の夜にガストで一緒に話し合えた時間も僕の大切な記憶となりました。
夏の一年生大会銀杏杯で初めて組んだジョイントの相手は、最高にぶっ飛んだ人でした。今回久しぶりに会えて、えぐいほど深みのある言葉を連発していて、
今回組んだジョイントの相手は最高に優しく人懐っこい、波長の合う人でした。帰りは、ぼくのミスで深夜バスのチケットをまさかの買えてなくて、朝まで磯丸水産で語り明かしたのはいい思い出(笑)(ぺこり)。
また今回の大会でおまけであったコミュニケーションラウンドで一回組ませていただいた、歳が近くて高校の先生をやっているやすとさんは最高にディベートがうまく、面白おかしいスピーチに魅せられました。その日の夜にガストで一緒に話し合えた時間も僕の大切な記憶となりました。
(やすとさんまじ最高っす。)
そんな人たちと出会い、関係を築いてこれたことだけでもディベートをやってよかったなと思います。
***
自分の生きたい生を生きるために、どんな世の中に生きていきたいかをひたすら考え抜いて、同志たちとそれをぶつけ合う。
競技ディベートっていいでしょ、新入生の皆さん。
読んでくださり、ありがとうございました。
(ICUDSの同期と!)
3.結果報告
Kota Okumuraがチーム名Osaka ICUでSemi Finalistまでいきました!おめでとうございます!
(こうたまじ尊敬よ!)By ゆうき
Kota Okumuraがチーム名Osaka ICUでSemi Finalistまでいきました!おめでとうございます!
(こうたまじ尊敬よ!)By ゆうき
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