春らしい、あたたかい日々が続いています。
皆様 お元気ですか?
少し更新滞ってしまっていました、申し訳ありません。
みきです!
先日のICUT、皆様 お楽しみいただけましたでしょうか?
こちらの結果報告はまた次回といたしまして、今回は3月17日、18日にJPDU関西主催で神戸大学、大阪市立大学で行われました、The 関西の報告です。
関西で行われる最強決定戦とのこと。こちらはお久しぶりのNAの大会でした。
ICUからは3チーム、Hit-Uとのジョイントで1チーム参加しました。
ICU A
Kohki Sasaki & Marina Nakamura
(写真がなくてごめんなさい >< )
ICU B
Takuto Kobayashi & Ayane Nomura
ICU C
Hirohito Asai & Naoko Arai
Joint D
Shunichi Arai & Tomoya Yonaga (Hit-U)
結果は・・・?
ICU B 8位ブレイク Quarter Finalist
ICU C 5位ブレイク Semi-Finalist
Joint D 1位ブレイク Grand Finalist
個人では荒井俊一がBest Speakerでした!
ICUが大活躍な大会で、私もTwitterの速報をみながらわくわくでした。
みんなおめでとーう!
今回は念願の自力ブレイクを果たしました、一年の小林卓人が感想文を書いてくれました!
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どうも、TKTです。
大会の感想を書くのはこれで2回目ですね。
いや、1回目は厳密に言うと大会ではなく練習会でしたが、
見る物すべてが新鮮なフレッシュマンにとっては大きな大きな大会だったんですよ。
成蹊ジョイントの事です。
ともあれ、その記事を書いてから、8~9か月ほど経つでしょうか。
今やあの頃の純粋さは忘れ、どうすれば相手の議論を完全否定できるか、
日々思索を巡らせる真っ黒な人間になってしまった3月。
某KTさんにも「たくてぃ悪い人だ!」と指摘されてしまった3月。
1年生として出場する最後の大会となった、The関西。
少しだけ振り返ってみます。
R1:
THW give more votes to parents based on the number of their children under legal age.
サイドはOpp。利益団体の方々の夜の活動が10倍は活発化しそうな、政治界を揺るがすモーションです。オフレコですかね。より大きな子育てのburdenに対して発生すべきより大きなrightという話をしてきたGovに対して、子供を持ちにくい貧しい人、トランスジェンダーやホモセクシュアルの人、無精子症の人などなど、色々なアクターを提示していきました。結果は勝利。リーズニングやダイナミクスにまだガタつきがあったものの、アイデア自体は悪くない感じでスタートを切れました。
R2:
THW abolish the statute of limitation for all criminal cases.
時効廃止をProposeしました。「そういえば昔、奥さんに地下室に匿ってもらいながら隠居し続けて、15年の時効が来たと思って出たら14年11か月しか経ってなくて捕まっちゃった可哀想な殺人犯がいたな」とかどうでもいいことを考えていました。パートナーのあやねがPMでCriminal Justiceという大枠から入り、arrestやprosecutionが一定期間逃げ続けた犯罪者に対し課されなくなるという状況をひたすらディスっていきました。相手は犯罪捜査のefficiencyが失われていくことを理由にOpposeしてきましたが、結果はこれも勝利。ただ、犯罪者が一定期間(それもかなり長い期間)、再犯もせずにひたすら逃げ続けているとはどういうことなのか、という重大な要素の分析が不足していたように思います。時間は犯罪性に影響を与えていいのか。刑務所における減刑のようなアナロジーをどう説明するか。次似たようなモーションをやるときにはより深く考えたい点です。
R3:
TWH forcibly feed anorexics.
ここからクローズラウンド。拒食症患者に無理矢理食わせる(厳密にいうと点滴などもfeedingの一種になりうるようです)という、なんともクセの強いモーションです。特にモデルさんの業界なんかは本当に大変みたいですから、綺麗なお姉さんたちを病と死の恐怖から救い出すべく、政府が立ち上がるわけです(とはいえ、当然ターゲットはモデルやタレントには限りませんが)。サイドはGov。政府として、医者や栄養士のサポートを通じて健康状態が最悪な人々を救おう!というシンプルなスタンスにしていきました。Oppからは「家族や友達が管理できる!」等SQがWorkしている、「vomitしてしまう!」等APのWorkabilityがない、といった指摘が投げられましたが、医者や栄養士のような知識のあるactorは最適な計算に基づいたfeedingができることを押しきり、何とか逃げ切りました。ただ、「anorexiaはdiseaseである」という最もシンプルな前提をもう少しうまく利用できたのでは、と思います。
R4:
THBT local governments should always prioritize their domestic products or services when they make contracts.
地方政府は公共事業を行うとき地方の会社と契約すべきだという、そちら方面の知識が欠如している自分としては「快進撃もここまでか!」と嘆くしかない、非常に難儀なモーションでした。大きな会社と地方の小さな会社、市場機構の内側と外側、競争の有無などといったイシューを焦点にディベートが進みましたが、ターゲットがばらついてしまったこと、APにおける製品のクオリティダウンといったハームに返しきれなかったことなどを理由に、恥ずかしながら大差での敗北を喫しました。経済についてあまり軽い言い方をするとOBの某I先輩に叱られてしまうかもしれませんが、公共事業と会社の関係、雇用の創出、経済効果等々、公共政策や経済についての知識を深めていかないとこの手のモーションには一生手出しできないな、と痛感しました。
以上が初日のラウンドです。
徒然ネタじゃありませんが、初日の夜はICUDSやUTDSなどの面々、おまけに今や’15ディベート界のマスコットキャラクターと化している某Y君とともに焼肉を貪りました!写真でもあるといいんですけどね~。
翌朝のブレイクアナウンスメント。ここまでの予選ラウンドで幸運にも3勝、さらに幸運なことにチームポイントで総合8位に滑り込み、ギリギリでブレイクを達成。決勝ラウンドに進出することができました。かなり個人的なことを申し上げますと、僕が1年生チームを組んで初めて達成したブレイクです。特に卒業なさる’12の先輩方への、ささやかな御土産話にしたいです。
Quarter Finals:
THW abolish the Tenno system.
天皇制廃止という、ニッポンを揺るがす超radicalモーション。サイドはOppでした。今でも本当に良いアイデアだったかどうかわかりかねますが、僕が突如思いついたアーギュメントは、右翼の人々の政治思想の全面否定になる、という話でした。民主主義において思想は基本的に受け入れられるべきであること、天皇は右翼的な政治思想の根幹をなす要素であること、国が天皇を否定することは国が右翼の人々の思想を否定するのと同義であること、などなど、頑張って頑張って伝えようとしたのですが……コンスト力の不足がモロに露呈し、明確なハームとして提示しきれませんでした。右翼の方々には申し訳ない限りです。Govから出されていた「Diplomacyへの悪影響」といったプロブレムや、それに対するソリューションなどは大部分反論することができましたが、「天皇家の参政権制限」を二次的なプロブレムとして押しきられ、あと少しのところで敗北。マージンは1を切っていたとか。いやー、惜しかった。対戦相手はそのままGrand Finalまで駒を進めていきました。光栄なものです!
ここで初の自力のブレイクラウンドは幕を閉じてしまったわけですが、大会を通じて非常に多くの反省点を見つけることができたのは事実です。先程申し上げたような特定の分野の知識であったり、コンスト力(特にリーズニングの的確さと深さ)であったり。AsianではWhipを担当することが多いのですが、そこでリフュートや大局観ばかり鍛えようとしてきたツケが回ってきたかな、と感じてしまいました。
これからの大会では「他のディベータ―が持たないもの」も何か身につけていかないとトップには登り詰められないな、と感じる今日この頃。今まで以上にリサーチに取り組んでマターを豊富にしたり、今まで以上に深いコンストができるよう思索したり、教えを乞うたり、そんな努力が更に必要になってくることを痛感しています。サボりがちになっているマターノートの充実にそろそろ取り組まねば……。
そんなわけで、1年生としての最後の大会も終わり、疲弊しつつも清々しい気分で東京に帰還しました。パートナーのあやね、応援やジャッジに駆けつけてくださった先輩方、コミッティの皆様、共闘したディベータ―達、ジャッジチームの皆様。心から感謝しています。
あと2、3週間もすれば後輩が部活にやってくるんですね。なんとも感慨深い。まだまだ奥の深いディベート、これからも先輩、同輩、後輩たちと共に楽しみつつ、苦しみつつ、学んでいきたいと思います。まずは勧誘しなきゃね!!
TKTでした。
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マターノートの充実、、、私も耳が痛いです。
努力を怠ってはいけませんね。頑張っていきましょう。
いよいよ新歓シーズンがやってきます!
今年度、新歓隊長に任命された私、ここ数日はせっせとクラオリ(新入生向けのICUクラブオリエンテーションイベント)のためのビデオの制作に専念していました。
クラオリだけでなく、今年もモデルディベートや花見があります!
多くの一年生にディベートに興味をもってもらいたいものです・・・
部員一同、新入生の入部を楽しみにしています :D
The 関西の感想文は、あらしゅんこと荒井俊一にもお願いしているので第2弾もお楽しみに!
みきでしたー :)
R1: THW give more votes to parents based on their children under legal age.
R2: THW abolish statute of limitation in all criminal cases.
R3: THW forcibly feed an anorexics
R4: THBT local government should prioritize domestic products or services
R2: THW abolish statute of limitation in all criminal cases.
R3: THW forcibly feed an anorexics
R4: THBT local government should prioritize domestic products or services
QF: THW abolish tenno system.
SF: THW universally ban private army contracts.
GF: THBT consential canibalism can be justified.
GF: THBT consential canibalism can be justified.
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