2012年9月20日木曜日

ADI

こんばんは!
今日は夏のADIの報告です。

ADIに行ったことのない私のために(笑)、16の伊森えみ子ちゃんが、すばらしい感想文を書いてくれました!
だから今日は前置きなしで(笑)、えみこの文章にうつりたいと思います。

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はじめまして、16のえみこです:)

8月10日~8月21日にソウルのChung Ang Universityで開催されたADIについての感想を書かせていただきます。ちなみにICUからは、私・教授・ひとみ・みその・ひょう・じゅんぺいの6人が参加しました。



[ADIって何?]
ADIとは毎年韓国で開かれるディベートのセミナーのことで、今年は日本・韓国・中国・台湾などから約120人が参加していました。具体的に何をするかというと、前半はレベル別のクラスであるラボ(一つのラボは20人くらい)ごとにラウンドやレクチャーをやり、最後の3日間はその成果を試すべくトーナメントが行われます。 レクチャラーというラボの担任の先生的な人は、アジアディベート会の有名人ばかりで、かなり豪華な感じです。(ざっくり笑)

決勝の様子


[ラボについて]
アセスメントディベートの結果、私はTJのラボになりました。毎日9:00~18:00くらいまでディベート漬けの日々でしたが、想像していたよりは辛くありませんでした。その理由の一つとしてTJがいつもチョコレートやドーナツをfeedしてくれたことも挙げられますがw、それ以上にラボの授業が面白くてためになるものだったことがあると思います。個人的には、POIの強化練習みたいなのとMotionに登場するCharacterの分析練習みたいなのが印象的です。ラボによって特色は様々だったようですが、TJのラボはレクチャー中心というよりは、参加型の練習やラウンドが多かったと思います。

[大会について]
私は銀杏杯のペアでもあった教授こと黒木健くんと組みました。ちなみにチーム名は”I don't Care about U" パートナーへの気配りがない私たちへの自戒の念を込めて命名しました笑。大文字だけ取るとICUになっています。でも実際の教授はプレパやラウンド中にあー!ってパニックになってしまう私を助けてくれた超心強いパートナーでした。予選1ラウウド目、しくった私のmember speechをフォローしてくれた教授の神Whipは忘れられません笑。 結果はなんとかブレイク!最終的にOcto Finalistになりました。 QFに行けなくて悔しい気持ちもあるのですが、日本人1年生ペアでブレイクしたのは私たちだけだったので、結果には素直に満足しています。ブレイクアナウンスメントの時の興奮とそのあと沢山の人に”おめでとう!”と言われてすごく嬉しかったことは今でも鮮明に覚えています。私にとっては初めてのブレイクのある大会だったのですが、いやー本当にMost Exciting Timeですね。

ブレイクアナウンスメントの様子


[ADIで感じたこと]
分かってはいたものの日本ってディベート後進国なんだなーっていうのをすごく感じました。具体的に気づいた大きな差は以下の3つです。

”I don't Care about U" おめでとう!:)


1なんだかんだ英語力 これは本当に顕著でした。英語が不自由なのは日本人だけなんですね。純ジャパとしてなんとかしなくてはいけない課題です。

2Mannerってやっぱ大事 日本人でマナーにMannerにちゃんと気を配っている人って案外少ないのかもな、と思いました。よいワーディングやパッケージは説得力アップに不可欠であり、ディベートがジャッジを説得させる競技である以上、Mannerはやはり大事です。それに海外ディベーターの自信や迫力はすごかったです。

3Contextの理解 WTOのSQって何?あれNATOって何したんだろう?などとにかく痛感したのは自分の背景知識不足でした。Contextが分からないとふわふわと浮いたスピーチになってしまいます。ちゃんとリサーチしないと!っていうのは瞳や美苑も強く感じていたみたいです。

ADIに参加して海外ディベーターとの対戦って楽しいな、というのはすごく感じました。だからこそこの3つを克服できるように頑張って、いつかは国際大会でブレイクしたりそこで勝ち進めるようになりたいです!

[ディベート以外のこと]
ディベート以外もすごく充実していました!私たちはイエローサブマリンというゲストハウスにKDS・WAD・UT・Hit-Uと一緒に宿泊していたのですが、そこで他大の人たちと共同生活をして交流できたのが楽しかったです。KDSのもなみさん、その節は大変お世話になりました。あと韓国はご飯が美味しくてしかもすごく安いんです。サムギョプサル屋さんのおばちゃんとの出会いなど、現地の韓国人がすごく良い人たちばかりだったのも嬉しかったです。



長くなってしまいましたが、以上でADIの感想を終わります。ADIで学んだことを活かしてこれからもディベート頑張ります:)

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えみこ&きょーじゅ、Octo Finalist おめでとう!
一年生で、海外で初ブレイクを経験するなんてすごい!
帰国後の銀杏杯でも、2人はブレイクし、ブレイクラウンドでも大活躍でした。
やっぱり海外で得る力って大きいのかもしれないですね。

今年 行かなかったという子も、ぜひこれから海外に行くことを検討してみてほしいです :)


ADI参加者集合!

ICUでは来週末、一年生の最強決定戦、梅子杯のチーミングを決めるべく、エリミネが開催されます。

去年の今頃を思い出すとなつかしい。
寝ても覚めてもディベートでした :)
たくさんの先輩に練習みてもらったり、アドバイスをいただいたのを覚えています。

今年も、大勢の16がエリミネに参加表明してくれています。
出場できるのはこの中から4人のみ!
ベストを尽くしてほしいなって思います。

先輩一同、サポートしていくので、がんばりましょう!

みきでした!

2012年9月11日火曜日

夏合宿 2012

こんにちは!広報のみきです。
今日は8月29日~31日に八王子セミナーセンターで行われたICUDS 夏合宿について報告です。

今回はまりな(と、ちょっとだけ私。笑)が担当して夏合宿を運営しました。
参加者は25人を超え、2日目の夜にはOBのひさまさんも見に来てくださいました!ありがとうございました。
3ラウンド同時進行で1日4ラウンドをこなすハードスケジュールに、レクチャー、バーベキューと花火という盛りだくさんの3日間でした。

BBQ ♪


ほぼ予定通り、スムーズに日程をこなすことができ、実りある3日間だったのではないかな?と思います。

線香花火 :)


今回は15の藤原聡史が感想文を書いてくれました!

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15のさとしです。昨年度は大会への参加率が低かったり、人としゃべらず一人で好き勝手やってることもあって、ICUにはこんなやつもいるのかと思うかもしれませんが、いるんです。
今回は今まで投稿したことが無い人はいないか、さとしだ!ということで夏合宿の感想文を書くことになりました。

今回の合宿は当たり前ですが後輩と参加する初めてのものでした。いろんな事情で練習に参加できていなかった人も久しぶりにいたりしてうれしかったです。

今回の合宿ではいくつか印象に残った点があります。
1:モーションおもしろかった
2:基本に返ろうね
3:16ちゃんの思い
4:秋Tへむけて

1について
合宿を通してみんなの共通の意見がモーション面白かったね!でした。まりなとみきが1からすべて作り上げた合宿ですが、もちろんモーション選びもそれに含まれるわけです。いちおう1年ディベートに関わってきたこともあり、ある程度のモーションには対応できるようにみんななっています。なにがプロブレムか、どこを押せば勝てるのかなどなど。しかし、今回の合宿はなかなか骨のあるモーションで、ディベート初めて間もない頃の気持ちを思い出しました。これプロブレムなんやねん・・・いや、これ言われたら詰むわ・・・スタンスこれでいいのかな・・・などなどプレパが非常にchallengingなものになりました。おかげでカオスなラウンドになったりしたところもあったようですが、秋Tのまえに、よくわからんモーションにあたった時対策が出来たと思います。

2 について
合宿のスタートは、こうきさんの全体レクチャーでした。そこで強調されたのは基本を大切にするということです。SQとAP、そしてIMPの説明を改めてしっかりすること。合宿が始まる前の練習でジャッジをしたときは、そこをもっと説明してほしいだけどなぁ・・・という感想を何度も抱きました。ディベーターとしてジャッジに、要所の説明が足りないと何度もリフレクで指摘されました。問題は合宿前は全員それができていなくて、クロージングになってもポイントの補完がされることが無くディベートが進んでしまうことでした。そういうモヤモヤが詰まったレクチャーだったと思います。合宿中はそういうことを意識してみんな練習に取り組むことが出来ました。

こうきさんレクチャー


3 について
大学に入ってディベートを初めて半年が過ぎようとしております。1年生はSea Programに行く人もいたり、中にはADIに行く人もいたりして夏の練習量にはある程度の差が出ます。大会に出た子はブレイクというものを経験したり、優勝をしたりする子もいてディベートがどんどん楽しくなって来たと思います。でも、中にはなかなか練習を積めなかったり、練習を積んでも結果に結びつかない子が何人かいると思います。うまくスピーチできない、モーションわからんない、でもみんなできてるように見える。そういうことで悩んでる子を何人か見かけました。やっぱりそういう時期なのかぁなんて感じました。僕自身、この時期はまだディベートってなんなんだろうって思ってましたし、実際今でもモーションによっては1年生と同じレベルのスピーチをしてしまいます。でも、悩んでる1年生に知ってほしいのは、焦らずじっくりやってほしいということ、先輩をいつでも頼ってほしいということ、いつかはできるようになることです。ディベートはそんなにすぐできるようになるものではないです。ICUDSにはいい人がたくさんいます。確かに口が悪い人はたくさんいます。でもそういう人でも聞けば、親身になって教えてくれます。バカなの?とか罵りながらめっちゃ教えてくれると思います。ツンデレに近いものがあると思います。悩みながら先輩に頼って行けば、いつかは何かがつかめるんじゃなかなぁと思います。事実、僕も最近はディベートで何かをつかみかけている気がします。ぼちぼち行けるんでね?的な感覚とやらをです。

花火するさとし&こーきさん。

4 について
いよいよ秋Tです。僕自身はジェミニ以来の大会です。わくてかです。今年から秋TはBPとなります。ICUからもICU AからICU I?くらいまで参加します。えみことみそのが1年生ペアで出ますが、このチームを含めて全チームブレイクできると思います。
やったー!

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宿泊施設の予約からご飯の手配、タブを組んだりモーションを考えたり・・・
ほとんどの仕事をまりなが一人でこなしていた、という事実をここで懺悔しておきます。
まりな、あんまり手伝ってあげられなくてごめんね・・・ :(
まりなが、自分で一生懸命探したモーションを、みんなが楽しそうに考えている姿を見るのがうれしい!と話していたことが印象的でした。



ほんとにお疲れ様!!!

自分も一生懸命ラウンドをこなしていたので、まじめそうな写真を撮れていないのですが(笑)、秋Tに向かって、ICU全体として覇気が高まってきています。
さとしが言うように、秋Tでも結果を残せるよう、がんばりましょう!

みきでしたー :D

2012年9月9日日曜日

第3回 銀杏杯

こんにちは!みきです。
今日は8月24、25日にUTDS主催で行われた一年生大会、銀杏杯の報告です。
一年生にとって、初めてブレイクラウンドがある本格的な大会です。

ICUからは3チーム参加しました。

H&M
Hitomi Takai & Misono Ogawa


せたがやせん☆
Emiko Imori & Ken Kuroki

 
ノルウェイの森進一
Hosana Takamizawa & Sho Kato
 
 
結果は、
 
Champion : H&M
Quarter Finalist : せたがやせん☆

優勝続きでおめでたいICUです!!!
すごい後輩をもって誇らしいですね :)

個人では、H&Mの2人が受賞しました!

3rd Best Speaker : Hitomi Takai
7th Best Speaker : Misono Ogawa

また、ジャッジでも先輩2名が受賞。
2nd Best Adjudicator Kohki Sasaki
3rd Best Adjudicator Kohei Arakawa

今回は小川美苑ちゃんに感想文を書いてもらいました。

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こんにちは。初めてブログを書かせていただきます、16の小川美苑です。:)
 大学生活初めての夏休み、多くの16にとっての大きな目標はこの銀杏杯だったのではないでしょうか。エリザベス杯、成蹊ジョイントと大きく違うのは、夏休みを経てお互いにまた一回り成長しているから危機感が一層高まっていること(笑)、それになんと言っても私たちにとって初めてのブレイクがあることですよね。


 今回私はADIに続いて瞳と組みました。個人的に、ジブリの女の子みたいなピュアさをもった瞳ちゃんが友達としても大好きなのですが、ディベートに対する姿勢も今回感動したので、銀杏杯のことのあとでちょこっとだけ紹介したいと思います☆

 銀杏杯は二日間かけて予選4ラウンドに加え、OF、QF、SF、GFと最大で8ラウンド。こんな体力と気力のいる大会も16にとっては初めてですね。しかも予選のラストはcloseラウンドだから、ICUは3チームとも「あと一勝取れてるかなー」、「ブレイク出来るのかなー」、「あそこで勝っておけば今頃…」なんてドキドキしながら帰りました(笑)翌日、H&Mとせたがやせん☆がブレイク!合格発表みたいなあの緊張感、寿命が縮まった気がしたけど楽しかったです。

 それぞれのラウンドについて一つ一つ振り返ることはしませんが、2日間通して、ジャッジの方々、先輩方からリフレク頂いたことは大きく3つ。
1 problemは何か、どれだけ深刻で、本当にproposalが解決策になるのか、これらがラウンドを通して曖昧なこと。
2 SQ / APの違いが両サイドともクリアにでないためにジャッジがbenefitやharmを取れず、比較をしようにも比べられないということ。
3 それぞれのimpactがどれほどなのかが曖昧なこと。これも比較をジャッジ任せにしてしまうことにつながるので良くないということ。
どれもディベートを始めるにあたって最初に習うような基礎ばっかり…!そう気づいて大反省しました。せっかく英語も4月よりは上達したかなと思っても、表面をなでてるだけの内容を7分話してもしょうがないですもんね。なので2日目は少しでも意識するために、プレパ用の紙のはじっこにこの三点を毎回書き込みました。おかげでスピーチのメモ作るときも、refutation考えるときも意識でき、瞳も毎回確認してくれたので、1日目よりは少し改善することができたと思います。でも、本当のディベートってここで戦うものじゃなくて、この三点なんて簡単にクリアした上で、お互いの弱点見つけたり、比較したりするんですよね。もっとレベルの高いディベートが出来るよう、これからも頑張らなきゃですね!

 次に、瞳ちゃんのこと♪普段から人一倍熱心に練習してるのは皆さんご存知だと思いますが、見えないところの努力がすごい!例えばADI中、朝起きて支度しながら私がかけるのはお気に入りの音楽、瞳はディベートです。私が寝ようとしてベッドをみると、瞳がノートやら資料やらを広げたまま寝てます。寝言でもディベートしてるのを隣で聞きました(笑)つまり、目が覚めてるときずっと、というより、寝ててもずっとディベート頑張っていたんです。そんな頑張り屋さんだから強いんだなあと感心すると同時に、私も見習わなきゃと改めて思いました。

 今回H&Mが優勝することができたのは、そんな瞳のおかげと、たくさんのレクチャーやアドバイスをしてくださった先輩方、当日応援に来てくださったみなさんのおかげです。特にこうきさんがアドバイスと一緒にチョコとか飲み物までくださったり、ICUDSがラウンド中に笑顔でうんうんってうなずいて聞いてくださったり…私に足りなかったパワーや自信をスピーチ中にまで届けてくださって、ICUDSで良かったなって幸せな気持ちになって頑張れました☆これからもトロフィーを持って帰ることで恩返しできるように、練習を頑張れたらと思います(*^^*)

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みそのとひとみ、ほんとにおめでとう!!!

今回はチームキャップの都合で、出場できなかった一年生もいました。でも、自分が出られなくても仲間を応援に来る一年生が多くてすごいな、と思いました。
これから梅子・土筆と一年生大会のシーズンを迎えます。梅子でもエリミネがあったり、1年生にとっては楽しくもちょっぴり厳しい時期を迎えるかもしれません。でも、まじめで頑張りやさんの多いICUDSの一年生は、きっと今後の大会でも良い結果をおさめてくれるんだろうな、と期待しています :D
お互いを高めあって、強くなっていきたいですね。
私もそろそろ一年生に負けてしまうのではと本気で心配です、笑
精進せねば・・・

ICU, ICU ♪


もう今週末は秋T!!!
このまま勢いに乗って、 ICU YEARにすべく、頑張りましょう。

みきでしたー!