今回はGemini Cup 2019の結果報告をしていきます!
目次
1. Gemini Cupの概要
2. たいがの感想文
3. 結果報告
1.Gemini Cupの概要
Gemini Cupは、毎年6月に行われるAsian Styleの学年大会です。
2年生最強決定戦であると同時に、2年生にとって最後の学年大会でもあります。
今年は全48チームが参加し、16チームがブレイクしました。
2.たいがの感想文
みなさんこんにちわ、2年の大賀です!
僕は広報担当なのですが、今回ブログを書かせていただきます。
実は、Geminiブログを書いてもらおうと思っていた子に断られてしまい、押し切ろうとしたらジャンケンを持ちかけられました。なんでも勝った方が書くらしいです。
舐めるなよ、目にものを見せてくれるわ!
それで僕が書くことになりました。広報担当はブログ回避が特権だと思っていたので、まんまとやられました。
まぁ気を取り直して、ゆるゆるのんびりと書きました。結構長めですが、さらさらっとでも良いので最後まで読んで頂ければ幸いです!
※1 ブログを書くやる気を起こすため、よく分からない例えを多々使用しましたが、スキップしても内容に支障は一切ございません。予めご了承ください。
※2 目次の3番から比較的真面目な内容になります。
目次
1. Gemini Cupに向けて
2. Gemini Cup本番
3. これからについて
4. 最後に
1. Gemini Cupに向けて
Q : Gemini Cupに向けて君は何をしましたか?
そう問われたら、「インターン」と答えます。
Q : じゃあそのインターンは英語ディベートに関係あるのですか?
そう問われたら、「否」と答えます。
なんと悲しいことか、チームメンバー3人の予定が見事にバラバラ過ぎて、3人揃っての練習は片手で数えるばかりしかできませんでした…。
チームを組んでくれるのは、のぞみとライラック。
2人とも超うまくて、僕のコバンザメ感が拭えないチーム編成です。
2人は紅葉杯でも組んでいて(Semi Finalist、つおい)、チーム名は「のぞらっく」。
あれ、チーム名完成してるやん。自分が入る場所無くね?笑
そう思ってたら、feat.って付けようぜと提案されました。それ後ろに来た人がビッグゲストになるの分かってる?笑
そうして完成したチーム名は「のぞラックfeat. シュール」。感想は草。
プレパがほとんど出来ず、みんな自主練。僕もとりあえずスピ練。
不安が拭えないまま、カッコいい(?)チーム名だけができてしまいました。
2. Gemini Cup本番
そうこうしているうちに迎えたGemini Cup本番。朝から緊張がやばいです。
しかも場所が東京じゃない!?ラリホーマに耐えながら会場へと向かいます。
会場に着くと、やはり最後の学年大会。東京以外の大学も多く参加していて、たくさんの友達と再会できました。これだけで大会に参加してよかったなぁとつくづく思います。
Q : まず大会に来たらすることは?
A : 身体に怪物を飼う。羽は生やさない派です。
さて、始まった重要な第一戦。当たったのはなんと、このGemini Cupの準優勝チーム!!
強い…強すぎるぜ……結構良い勝負にまで持ち込めましたが、負けてしまいました。
一試合目早速の黒星。大会の参加チーム数的に3勝がブレイクの足切りとなるため、次負ければ基本終わり。さながらカイジ。
よしここから頑張ろう、全速前進ヨーソロー!
そう言いながらも内心の震えは、生まれたての子鹿のようでした。
ただ、練習よりはプレパがうまく進み、少し安心もしました。
そして、ここからの予選3試合はまさに激戦でした。
毎試合当たるのは強敵、そして友達。キラとアスランの気持ちを少し理解しました。
試合はどれも接戦で、最も僅差だった時はマージン0.5…ダージリンもびっくりの超接戦。
負けたら終わりは相手も一緒、それでもやるしかないのです。
「勝たなければならない。誰が相手でも何があっても。」
予選4試合を終えてフラフラで帰宅……したかったけど、人身事故で列車が急停車。
同じ電車に乗っていた何人かの友達と駅近くの飲食店に入ります。
そこで始まったBreaking Announcement。家でゆっくり見たかったなぁ。
先にBreaking Adjudicatorsから呼ばれます。おおお、ICU全員ジャッジブレイクしてるやん!やった!!さすが自慢の先輩方です !(スリスリ)
そして始まったBreaking Teamsの発表。一位から順に呼ばれますが、中々ICUのロゴが出ません…。心臓のドキドキがうるさくて、胸キュンお祭りタイムでした。(何言ってんだ)
11位でダニエル・まお・ちさとのチームが呼ばれます!やったーおめでとう!!
続いて12位、13位と発表されていきますが、うちのチーム名は呼ばれません。
もうブレイク発表終わりやん…って思っていた矢先、なんと14位で呼ばれました!
やばい!!超嬉しい!!!あの時の興奮はなんとも形容しがたいですが、とにかく凄かったです(小並感)
大会2日目。朝からやる気マックスです!
Q : まず大会に来たらすることは?
A : か(以下略
さて始まったOct Final。ぶっちゃけると、ここで終わると思ってました。そして試合後も負けたと思ってました。だからリザルトでうちのチーム名が呼ばれた時、一瞬理解が追いつきませんでした。
一拍おいてICUの大歓声。え、え、まじ?身体中の鳥肌が止まりませんでした。脳が震えました(曰く某教祖様)
そうして迎えたQuarter Final、対戦相手はOct Finalでもう1つのICUチームを破ったKDSチーム。「
これは喧嘩じゃん、俺は胸を痛めながらやってるぜ。」
負けました。相手もさすがとしか言えないぐらい強かったのですが、自分のスピーチも敗因の1つでした。ズレたイラストをしてしまったせいで、ジャッジの捉え方が変わったみたいです…本当にごめんなさい…。哀れなアクマに魂の救済を。
実は大会とICUのテスト期間がモロ被りだったので(臨界点突破)、負けたら勉強しようと思ってました。でもせっかくなのでSemi Finalから見学することに。
Semi Finalは、対戦カードだけで既に気になる東大vs京大を見ました。
うん、レベルやばいです。英語、内容、見せ方どれを取っても超ハイレベル。さながらミハエル・ヴィットマンとジョー・イーキンスでした。(ファイアフライが勝因ではない)
そしてGemini Cup 2019の決勝戦はWAD vs UTDS。決勝にふさわしい2チームによる決勝にふさわしいレベルの試合でした。
結果は僅差に次ぐ僅差で、UTDSに軍配が上がりました!優勝おめでとう!!
そうして熱い戦いは終わり、ライバルたちは自分の故郷へと帰っていきました。(人造人間編 完)
3. これからについて
最後の学年大会が終わった今、これからについて書きたいと思います。ほとんど誰にも言ったことないので、ぶっちゃける感じです。
みんな大好きConclusion Firstで言うと、前々からGemini Cupを最後に一度ディベートから離れようと考えていました。
UTDSの浅野さんも、これから友達が辞めていく中、大会に勝利以外の価値を見出して欲しいと、素敵なことを仰ってたのに何故!?
と言われると、理由は3つあります。
A: その友達と会うことが大会の1番の楽しみだったから。
僕は昔から大会が大嫌いです。大会と言わず、誰かと競うこと自体が嫌いです。理由はシンプルに、競うことに大きなストレスを感じてしまうからです。
もちろんディベート自体は楽しくて好きです。ただ競技としてのディベートになると、どうもあまり好きにはなれませんでした。
今思うと、議論するのが好きで、かつディベートサークルしかなかったからディベートをしていただけで、もしかしたらディスカッションの方が好きなのかもしれません笑
その中で、大会に参加していて楽しいなと感じられたことは、他大学の友達と会うことでした。
出会って、ヤッホーって言って、くだらない話しをして。あとラウンドで当たったらちょっとニマニマしながらガチでぶつかって。
色々な友達と会うこと、そして同じレベルの人たちと議論することが好きで楽しく感じていました。
だから最後の学年大会を1つの区切りにしようと考えました。
B: 練習方法に関わらずパーラの練習を超面倒くさいと思ってしまっているから。
昔から重度の努力嫌いで、何一つ続けられたことのなかった僕が初めて努力できたことが、高校時代にやっていたアカデスタイルの英語ディベートでした。
今同じ努力をやれと言われてもできませんし、そもそもそこまでアカデを面白く感じた記憶もありません(笑)、パーラの方が何百倍も面白いです。
自分でも、これからの人生でもうこれより努力はしたくないなと思ってしまいました笑
基本上昇志向低めなのが自分です。
じゃあ何故アカデは努力できたのか。理由はシンプルに、論題が1つだったからだと思います。
極度に面倒くさがり屋な自分でも、1つの論題を延々と掘り下げ続けることはできました。なぜなら、掘り下げた分強くなることができ、それは蓄積されてすべて1箇所(=1つの論題)に繋がっていたからです。
もちろん勝利という1点で見ればすべて繋がっていると思います。スキルの向上という点で見ても同じことが言えると思います。それでもパーラに幅広い分野と無数の論題があると知った時、すごく楽しそうだと感じたのと同時に、努力しようという気持ちがすごく萎えてしまいました。
こればっかりは自分の問題なのですが、大学4年間の中でパーラの練習を頑張ろうとやる気が出る日は絶対に来ないと察しています。
ただどうも頭がおかしいようで、努力できないのにディベート界に留まろうとする自分にも物凄く腹が立つのです。
だからこの界隈に残ろうとするほど、比例してストレスが溜まっていくという、変な状況が出来上がりました。
そして迷うぐらいならいっそやめよう、そう考えたました。
C: 他に挑戦してみたいことがあるから。
努力できない三日坊主な自分ですが、色々挑戦してみたい事があります。
もちろん努力できないかもしれません。すぐに終わってしまうかもしれません。
それでも、その時は次のことに切り替えて挑戦すれば良いかなと思っています。
練習会や大会で良く潰れてしまう土日を、他の挑戦のために使いたい、これが最後の理由です。
ディベートを通して多くを学べるということに異論はありません。
ただ僕自身にとって、これからディベート界に留まることで得られるものは、メリットよりデメリットの方が多くなるだろうと思っています。
だからディベートから離れようと思いました。
4. 最後に
まぁ色々書いてきましたが、一言でまとめると、
「一度ディベート界から離れてみて、自分にとってディベートとは何なのかを見直してみる」ということです。
だから完全引退という訳ではありません。
大会に誘われたら、ふと出るかもしれません。
提供ジャッジが足りないと言われたら、ふと出るかもしれません。
気分屋なのでそんなものです。
あとクソ雑魚ディベーターではありますが、後輩のエジュケには積極的に関わっていけたらなと思います。
またICUDS運営メンバーの1人として、また広報担当として、後任にバトンパスするまでは仕事はきっちりこなしていこうと思います。
長々と書いてしまいましたが、Gemini Cupに参加できてすごく楽しかったです。
ラウンド練で対戦してくれたみんな、プレパ練を見てくださった先輩方、そして一緒にチームを組んでくれたのぞみとライラックに心から感謝です!!
最後まで読んで下さりありがとうございました!
3.結果報告
-Quarter Finalist
のぞらっくfeat. シュール (Lilac Field, Nozomi Moriya, Taiga Nakai)
-Oct Finalist
Durian University A (Hiroki Ito, Mao Ota, Chisato)
ライラックの自撮りスキルが光ります!
帰ってきたICU Freshmen (左からYudai Suzuki, Natsu Tanigawa, Kiho Kato)
前回のGemini Cupも一緒に組んでいた仲良しチームです!
Durian University A (左からChisato, Hiroki Ito, Mao Ota)
BがいないAチーム。黄色い服から一体感が溢れ出てます!
Triき (左からSaki Akimoto, Saki Watanabe, Miki Koizumi)
さき、さき、みきでTriき。テーマソングは「だんご3兄弟」!
のぞらっくfeat. シュール (左からLilac Field, Nozomi Moriya, Taiga Nakai)
左から、らっく、のぞ、シュールです。
バナナでバナナ (左からKota Okuyama, Akira To, Hiroto Yamaguchi)
全員1年生の男子チーム。男子が少ないICUでよくぞ組んでくれました!
ジャッジで来てくれた、ゆーとさんとふみえさん。
よく見るとピースじゃない人がいますね。
同じくジャッジのちあきさん。
いつもありがとうございます!
正規コミ兼ジャッジのちゆきさん。
本当にお疲れさまでした!
正規コミのまさよさんと、けいさん。
片付け途中の写真ですが、立ち振る舞いが90年代初頭のUSヒップホッパーのそれです。
Quarter Finalist : のぞらっくfeat. シュール
中の人は絶賛骨折中でした(笑)
また、ジャッジとして参加してくださったさとるさん、そしてDCAとして大会を支えてくれた我らが部長あいかにも大感謝です!!