2019年10月29日火曜日

秋T 2019 結果報告 & 望美の感想ブログ

今回はJPDU Autumn Tournament 2019の結果報告を行っていきます!

1.秋Tの概要
2.望美の感想文
3.結果報告

1.秋Tの概要
JPDU Autumn Tournament(通称秋T)は毎年秋に関西で開催されるBP Styleの学生ディベーター日本一決定戦です。ブレイクがある2日間大会で、春T、冬Tと並んで日本の季節3大大会の一つとなっています。

2.望美の感想文
秋てぃ 
こんにちは!22の望美です。ブログを書くのは去年のノビス以来なのでワクワクしてます。
今回参加したのはJPDU Autumn Tournament という、関西で開かれた大きな大会です。
私は21の文恵さんと参加しました。秋Tにずっと前から出てみたいなぁと思っていて、文恵さんを誘ったところ快諾して下さりました!今回の成績としてはクォーターファイナリストで、ブレイクをするという目標を無事達成できました。色々学びの多い大会だったので、以下の点についてゆるっと振り返っていきたいなと思います。

1 チーム結成から秋Tまで
2 秋T当日
3 秋Tを終えて(*結構秋Tと関係ない話をしてます)
4さいごに


1 チーム結成から秋Tまで
 21の文恵さんと決めた目標は「ブレイクする」でした。私は秋T初参戦、文恵さんは去年惜しくもブレイク出来なかったということで、この様な目標を立てました。7月ごろから練習をし始めたのですが、そこで恐ろしい事実が発覚。
「強みと弱みがほぼ同じ」
実は私と文恵さんは普段2ndを担当していて、ディベートスタイルも結構似ていたのです。偶然にも秋Tの2チームはよく組んでいるパートナーを1st同士、2nd同士で解体して組み合わせたものでした(普段はちゆき・文恵ペア、望美・ライラックペア)。その影響もあり、苦手なことを補えず、ラウンド練習では3位や4位ばかり…。
 それでも、何とかしようと2人で古典モーションでスピ練、プレパ練を繰り返し、さらに私は壊滅的な英語をなんとかしようとスピーキングの練習をしました。
 そして秋学期が始まり、怒涛の忙しさに追われつつ秋Tを迎えました。

2 秋T当日
 会場に到着し、見渡してみると強いチームがなんとまぁ多い事。さて、大会の中で特に印象的だったR1,R4について振り返っていきたいと思います!

R1 :
THR the rise of surveillance capitalism as a business model.
 モーションが出た瞬間、歓喜に沸くICU。実は、surveillance capitalism についてのモーションを直前の秋T練習でやっていたのです!!オープニングは抜けなかったもののギリギリで2位を取れました。
 その後、いわゆるサブマリン(ブレイクできるかできないかギリギリの点数を取ること)。運命のR4を迎えます。

R4:
THS female vigilante groups in areas with chronically high rate of crimes against women(e.g. Gulabi Gang in India).
 なにこれ。これがモーションを見たときのファーストインプレッションでした。vigilanteって何?発音の仕方すらわからない…、しかもOG。と焦りながらもモーションの意味を理解し、必死でアーギュメントを考えました。もう脇目も降らずに必死に原稿を書いていたので教室に入ってくる他のチーム、ジャッジが誰か気づかない程でした。
そして、PMをするために台に乗った瞬間に気づきます。
「上級生ばかり。」
そこで、緊張が高まり本当にひどいスピーチをしました。ひどい英語、ひどいイラスト、ひどいメカニズム…。多分ここ最近で1番最悪なスピーチをした気がします。自分の納得のいくスピーチができないまま、R4が終わりました。
 R4が終わったのち、ICUDSのみんなでとてもおしゃれなハンバーガー屋さんに行きました。R4の自分のスピーチとは対照的に、ここ最近で食べた中で1番美味しいハンバーガーでした。

 さて、ブレイクアナウンスメントが始まります。5位あいか・けいさんのチーム、6位ライラック・ちゆきさんのチームが呼ばれ、喜びの声が起こります。しかし、自分たちのチームはなかなか呼ばれません。16チームブレイクなのに14位まで発表されてもまだ自分のチームはない。もう、ダメかな…と半ば諦めていたところで15位でついにICU Bが発表されました。本当に本当に嬉しかったです。文恵さんが「望美は先輩のコバンザメじゃなかったよ、2人の力でブレイクできたんだよ!」と言ってくれたのが特に印象に残っています。文恵さんめっちゃ優しい。

 そして、むかえたQuarter Final。そこで私達のチームは散りました。しかし、全力を尽くした結果なので悔いはありませんでした。

3 秋Tを終えて
 今回の秋TはICU全チーム21, 22(2年生と3年生)のペアで全チームブレイクしました。これって実は快挙なのでは?と個人的には思っています。
 ここからは秋Tを終えて、というか今までの自分のディベート生活を振り返っていくつか学んだ点を挙げていきたいと思います。

1)苦手なことと向き合うことの大切さ
 私は英語を話す事だけでなく、スピーチ台に立って話すことすら苦手です。スピーチ台に立った瞬間地中の奥深くまでもぐりたくなります。そのような気質があるためか、入部してから高校の頃からディベートをやっていた人、英語が堪能な人のことを羨ましく、どこか妬ましく感じていたような気がします。しかし、特に秋Tの練習で自分の英語の下手さに改めて向き合ってみて、自分は環境を言い訳にして努力を怠ってただけじゃないかと気付かされました。苦手な事と向き合うより、見ないふりをした方がずっと楽だと思いますが、向き合うことによって得られるものもあるのだと改めて実感しました。
 
2)ディベートとの距離感の大切さ
 ディベートはかなりしんどい競技だなと個人的に思っています。知識量や英語力などいつも自分に足りないところと向き合わなければならないからです。思うように結果が出なかったり、実力差を目の当たりにしたりして、心が折れる経験をする人は結構多いんじゃないでしょうか?私は実際何度も心が折れています。でも、何度も心が折れて気づいたのは人生においてディベートは1つの要素に過ぎず、すべてではないという事です(最近この事についていろんな方々がおっしゃっていて、まだディベート2年目の私などが…という感じですが)。自分の中でうまく距離感を掴めれば結構楽しめる競技なのではないでしょうか。

4 さいごに
 帰結が秋Tと違うやん!!という文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。こんな自己中心的な文章に時間を割いてくださってありがたいと思う反面、なんだか申し訳ない気持ちになります。
 最後に、一緒に秋Tに出てくださった文恵さん、本当にありがとうございました!文恵さんがいなかったらそもそも秋Tにすら出られませんでした。後輩と組むのはものすごく負担が重いと思うのですが、快く引き受けてくださり本当に感謝しかないです。

3.結果報告
-Semi Finalist
ICU A (Aika Miyazawa, Kei Tanaka)

-Quarter Finalist
ICU B (Fumie Nakayama, Nozomi Moriya)
ICU C (Chiyuki Mori, Lilac Field)

-Open Best Speaker
3rd : Aika Miyazawa

やたらおしゃれなハンバーガー
ハンバーガーでもこんなにキラキラできるなんて!(しまむー「...」


超かわいいスイーツ&ラテ
すごくおしゃれでインスタ映え間違いないです!

2019年10月9日水曜日

ADI 2019 結果報告 & はなの感想ブログ

今回はADI 2019についての結果報告をしていきます!

目次
1. ADIの概要
2. はなの感想文
3. 結果報告

1.ADIの概要

ADIとは【Asian Debate Institute】の略称で、毎年韓国で行われる8日間のディベートワークショップです。夏はBP Styleのワークショップが開かれます。
日本・韓国・中国をはじめアジア圏から、特に1年生ディベーターが多く集まり、凄腕ディベータ―たちによるレクチャーを一緒に受けます。
最後の2日間にはADI Tournamentがあり、チーミングを自由に組んで大会に挑みます。
また日本からの参加者は全員同じゲストハウスに泊まります。
他大学のディベーターとも同じ部屋に泊まるため、一緒に話したり食事したり、買い物に出かけたりする機会がたくさんあります。
国内外問わず様々なディベーターと交流できるのもADIの魅力です。

2.はなの感想文
 8月18日から8月25日の8日間、韓国の中央大学にて開催されたADI に参加してきました。今年はICUから、1年生が5人と2年生が1人参加しました。ADIには世界の有名ディベーターがレクチャーラーとして集まっており、アジアの各国からたくさんのディベーターがディベートを学びに来ています。今年、日本からは約40人のディベーターが参加しました。
まず、1日目はレクチャーラーによるモデルディベートを見学し、BP styleの基礎を学びました。今までは動画などでしか見ることのできなかった海外ディベーターのディベートは、私にとってとても新鮮でありとても圧倒されました。

 そして2日目には緊張のテストディベートです。このテストは今後ディベートを学んでいくクラスを分けるものです。組むペアはランダムに選ばれるので、初めて海外のディベーターと英語プレパをしてディベートに挑んでいるメンバーもいました。ここで私は運よくICUのりおとペアだったので少し安心しましたが、それでもやはり英語力抜群の海外ディベーターとディベートをすることはとても緊張しました。

 3日目から6日目までは各レクチャークラスで1日かけてディベートを学びます。毎日9時から18時まで学校に通うような感じで通っていました。毎日一緒に過ごすクラスのメンバーとはとても仲良くなれるので、団結力も高まりお互い成長しあえる仲になれました。
私にとって、このクラスは実力よりも少し上だったので毎回緊張していましたが、たくさん刺激を受けました。クラスでの練習は普段は行わないような面白い練習スタイルもありました。例えば、4人グループに分かれて永遠とClosingのextensionを発表していくものや、1番目の人から順番にattack を永遠にし続けるものです。スピーチをするときはdebateの試合とは違い、緊張で震えそうでした。でも、このおかげで精神的に強くなれた気がします。
8月24日と8月25日に開催されたTournament ではICUDSメンバーは全員、他大学生とのjointチームで挑みました。

 1日目は全部で4試合をしました。私は台湾のディベーターとペアを組み、初めての英語プレパに挑戦しました。最初は不安があったものの相手がすごくいい人だったので、お互いにバランスよく意見を出し合って、いい試合ができました。しかし、私はこの大会で初めて、論題に対するargumentが全く浮かばないという壁に当たりました。やはり、経験とリサーチが足りていないのだなと実感しました。

 この日の夜はBreak Night というBreaking teamの発表が焼肉屋で行われました。ものすごく盛り上がるので、ここでもたくさんのディベーターと仲良くなれます!結果として私のチームはギリギリブレイクすることができましたが、Quarter Finalist 止まりでした。とっても悔しかったですが、2日目にあの空間を体験できたことをすごく嬉しく思いますし、今の自分の課題が見えた気がします。

 私は高校のときからディベートをしていますが、今まで一度も海外ディベーターと試合をしたことがありませんでした。そのため、今回のADIで一番驚いたことは、自分が日本という閉鎖された空間で学んでいたディーベートを、世界中のさまざまな人が同じように学んでいたことです。さらに、私がゴールだと思い込んでいたものは全くゴールではなくその先にもっともっと広がっているんだなと感じました。

 初めての海外大会、とってもいい思い出になりました!

3.結果報告
-Quarter finalist
39ers (Masakazu Takeda, joint)
Bonjour (Kota Okumura, joint)
Mao & Hana (Hana Yasumatsu, joint)

ノリがゴレンジャーと卒アルの2極化!

Quarter Finalist : 39ers (Masakazu Takeda, joint)

Quarter Finalist : Bonjour (Kota Okumura, joint)

Quarter Finalist : Mao & Hana (Hana Yasumatsu, joint)

the Strait of Gibraltar (Rio Yamamoto, joint) Reservedめっちゃ惜しい!

Nakayoshi (Takaki Watanabe, joint)(仲良し)

おめでとう!