今回は8月23日にICU主催で開催されたエリザベス杯の大会報告です。
1. エリザベス杯の概要
2. りょうたの感想文
3. 結果報告
1. エリザベス杯の概要
エリザベス杯は、本来5月にICUで開かれる新人生ディベーター歓迎大会です。
毎年なら本校で約100チーム以上が競う合う大会ですがコロナの影響で今年はオンラインのディベートプラットフォーム、mixidea,で66チームが集まり競い合いました。
原則として、新人生と先輩がチームになります。今大会はNorth American Style で四試合行いました。
Prizeは去年同様 Team, Rookie Speaker, Experienced Speakerの3種類ありました。
2. りょうたの感想文
ICU24期(一年生)の尾島 良汰です。よろしくお願いします!この大会を振り返り思ったことを共有する目的で書きました。
オンラインで大会
ディベートとは一般的にはオフライン、チームメイト、対戦チームの人々とジャッジが同じ部屋で行う競技でありその空間が大切な働きをします。しかしコロナにより他のサークルと同様、勧誘や活動がオンラインになってしまったディベートはどうしても何か足りない感じが漂っていました。正直なところオンラインではイマイチディベートはやり辛く、連携が思うように取れないことも少なからずありました。そんな中でこのような大規模な大会を楽しく終えられることができたのは運営に回って下さった先輩方の努力の結果だと確信しています。
練習と大会の流れ
先輩は頼りになる。これが率直な感想でした。練習ではオンラインになれてないのにも関わらずzoomでディベートの要点をまとめたパワポや練習計画を立てて下さり本当に助かりました。また大会近くになるとできるだけ出場ペアで練習ができるように工夫をしてもらえました。組んで下さる先輩方も僕たち新人のレベルに合わせて助言や連携をとって下さりました。こんなにも早くオンラインディベートに慣れられたのは先輩方のサポートが欠かせなかったです。
経験はものを言う。正直今大会は余りスタートがよくありませんでした。初っぱなから負けてしまい少し落ち込んでいた僕にとしさん(組んで下さった先輩)は冷静に対応し、負けた原因を分析して次の勝負に向けて改善点を色々教えて下さりました。一番印象に残った助言は昼休みにとしさんが言って下さったことでした。「良汰は主語が足りない。それは自分が題目を余り理解できていないことを隠す為にやっているんだね。もっと例を出して行かないと話が曖昧で終わるよ。」本当に感動しました。こんな短時間で僕に欠けている物を的確に指摘してもらえるなんて思いもよらないボーナスでした。実際昼休みまで行った二つのディベートでは気づくと指摘通り主語が明確でない場面が多く、自分が逃げていることを隠そうとしてるのが見え見えでした。残りの二つの試合ではこの点を改善しようと心掛けた結果、speaker score (個人点)が徐々に上がって行きました。まだ完全に克服できたわけではありませんがこれを機に日々の練習でも気をつけて話をするようになりました。やっぱり先輩って頼れる存在だなぁって思いました。
大会後
交流は大切。大会とは競い合いの場でもありますが同時に他の大学の人と交流を深める絶好のチャンスです。オンラインではそれがより難しくなりましたが不可能ではありません。大会で知り合ったり少し面識がある人とより良好な関係を保つことも可能です。大会で成績を残した人に教えを請うことやその人を目標にしてモチベーションを上げていくこともできます。僕としては自分の上にこんなに人がいてそんな人達と競い合うことができる今の環境はものすごく楽しいしレベルアップするモチベーションにもなります。こんなに楽しくできるとは思いもしませんでしたがエリザベス杯に参加して本当に良かったです。ありがとうございました!
Special Thanks
▷▶ペアを組んで下さったとしさん、大会の運営委員の皆様、練習に付き合って下さった先輩と同期、そして大会で当たったチームと参加者の皆様ありがとうございました。
3. 結果報告
・Team Prize
7th Best Teams: ICU A (Ryouta, Toshiaki)
・Speaker Prize
6th Best Rookie Speakers: Ryouta (ICU A)
4th Best Speaker: Hideto (ICU B)
おめでとうございます!