時は4月、気がついたら21のフレッシュマンが入学してきて、ICUDSも新歓の甲斐あって夜練は大変賑やかになりました!自分達が先輩という事実に驚きを隠せない2年生も見受けられますが、何はともあれ春は新入生がイキイキしてるので色々刺激を受ける季節です。
さて、2月の末にありましたディベートのすすめ、通称でぃべすすについて今回は報告させていただきます。
ディベートのすすめとは?
毎年2月に慶応義塾大学で3vs3のAsian Styleで開催されている、"他大生とチームを組むことが参加条件"という変わった特徴を持った大会です。(昔は他大の異性とチームを組むことが参加条件だったとか。)そのため、他大生との交流が一気に進むのが特徴的です!学生社会人問わず多くのディベーターが参加する大会のため、毎年大変レベルの高い争いが行われています。一方でルーキーブレイクなどの制度もあるため、様々な層のディベーターから関心を集める大会の1つですね!
では、チームを紹介していきます!★がついてるのはルーキーチームです〜(写真が不足しています、ごめんなさい)
アイスる人にアイスを!(じゅんぺい)★
真ん中の彼です、ノリノリの2人に囲まれて奮闘していました。
AD愛(りょうたろう)★
やはり真ん中の彼です。ADIというのは毎年夏に韓国で行われるディベートワークショップ的なもので、ここで他大生と仲良くなることがやっぱり多いですね〜
Hic-u A (さとる)★
真ん中。こちらはHit-Uの2人と参加してHit-Uismに浸っていた様子。
Senbei Protectors(ゆうと)★
こちらは手前のboyです。KDSの2人と出場しKDSismに浸りました。
日吉-三鷹間を一瞬で往来できる方法を絶賛募集しています。
いまいたかしファンクラブ(すばるさん)
こちらは負けじとSophiaismに溢れるチームに。
いまたかさんは、Sophiaの先輩の一人で、昨年はICUの合宿にも訪れてました〜
おおしまくん(なるし、まりえ)★
真ん中の大島くん(UT)に対する"押し付け愛"を表現しているそうです。
高熱でキューピットとかしたけいたべすとすぴーかーくりた(ちあきさん)
写真右です。頭の回転力が凄まじすぎる3人の方々です。
対戦したらチロルチョコあげる!(教授さん)
物凄く期待値が上がりそうなチーム名ですが、実際にチロルチョコは貰えたそうです。
当たりたかった。
わんにゃんがおー(まりなさん、さわさん)
ICUDSOGのまりなさんとさわさんのジョイントチームです。
さわさんまりなさんはWomen's Cupでも活躍してましたね〜
Love Sexy Madakimetenai(さやぴー、こばやしたくとさん)
説明不要の最強でぃべーたーず。
愛しとるけぇ、黙ってられんのんちゃんねー(あさいさん)
この方言が使われてる地域出身の3人だそうです。
TKU A(しょうさん)
No Image
広報の不手際です、お詫び申し上げます。
また、ジャッジとしてJPさん、なおこさん、りょうが参加しました!今回は他大の人に多くジャッジ提供していただきました、本当にありがとうございました!
さて、では結果発表に参りましょう〜
Love Sexy Madakimetenai(さやぴー、こばやしたくとさん)
Champion!!!
愛してるけぇ、黙ってられんのちゃんねー(あさいさん) Semi Finalist!!
わんにゃんがおー(さわさん、まりなさん)Semi Finalist!!
高熱でキューピットとかしたけいたべすとすぴーかーくりた(ちあきさん) Quarter Finalist!
いまいたかしファンクラブ(すばるさん) Pre-Quarter Finalist!
対戦したらチロルチョコあげる!(教授さん) Pre-Quarter Finalist!
TKU A(しょうさん) Reserved Breaking Team!
Senbei Protectors(ゆうと) Rookie Champion!!!
アイスる人にアイスを!(じゅんべい) Rookie Semifinalist!!
JPさん、なおこさん Breaking Adjudicator!!
Best Speaker あさいさん!!!!!
7th Best Speaker さやぴー!!!
Grand Final Best Speaker こばやしたくとさん!!!
高熱でキューピットとかしたけいたべすとすぴーかーくりた(ちあきさん) Best Love Team!!!!!!!!!!!
(投票により決められる、一番チーム愛をよく表現したチームに送られる賞)
とまあ、他大生との連携の元、素晴らしい結果を残すことができました!!
嬉しさがやたら伝わってくる1枚 |
大はしゃぎでしたが、チームメイトは割りと冷静だった。 |
しかしじゅんぺいいつ見ても背が高い |
すばるさんのこの背景と同化するシャツなんかいいですよね |
戦う男の有志 |
後輩を引っ張る先輩ってすごくいい姿ですよね! |
何回チャンピオンになってるのかもはや数えきれませんが、改めておめでとうございます。 |
現人神のお2人で締めとします。 |
みなさん、こんにちは。
15の中村万里菜です。ICUには21が入学し、15ってなに?美味しいの?みたいな時代になりつつありますが、依頼されたので今回ブログを書かせていただきます。
遅ればせながら、2月末に行われたでぃべすすの感想です。ただ、大会の感想というよりも私が勝手に感慨に浸る文章になってしまうかと思います。笑
ただICUDSのブログを書くこともこれで最後だと思うので、よろしければしばしお付き合いください。
私は、ICU18のさわとKDSの同期のゆーきと出場しました。「わんにゃんがおー」というアニマル愛に溢れるチームでした。この2人とは今までも組んだことがあったので、とてもやりやすかったです。個々の試合については詳しく書きませんが、運よくセミファイナルまでディベートすることができました。この2人は本当に心強いチームメイトで、楽しくディベートできました。急にチームに加わることになったけど、組んでくれてありがとう。
今回のでぃべすすに限らず、今までディベートをやってきて、たくさんの試合を行ってきました。数多くのモーションに触れ、大会で負けて悔しい思いもたくさんしました。
その経験を通して、ふと思ったこと。それは、「想像力」を持つこと、とくに自分の経験を超えて他者について豊かな想像力を持つことの難しさです。
例えば、THBT feminism movement should oppose pornography.というモーションがあります。このモーションのOppをやる時、少なからずporn industryで働く女性の心情を想像する必要があります。いわゆるcharacterizationってやつです。その想像に基づいて、説得的な議論を構築する必要があります。もちろんリサーチによって得た知識も役に立ちますが、分析の説得性とは血の通った人物描写によって増すのではないかと思います。
まぁ何が言いたいかというと、ディベートで養うことができると思われる「想像力」って実はすごく大事なんじゃないかっていうことです。
よくTDの人が大会のclosing addressで話す、大会運営を陰で支えたコミの存在。ネタ切れになりつつも連日会議を重ねて、モーションを考えたACの努力。他にも、ディベート大会の運営に限らず、気づいていないだけで、日常には想像したらたくさんの人たちの支えがあるんだと思います。
その存在がハイライトされることが少ないからこそ、それを認識し、感謝を言葉にすることって実は難しい。でも、自分が頑張った時にそれに気づいて認めてもらえたら、励みになりますよね。
まとまらない文章になってしまいましたが、OBOGがふと大会に顔を出したときは”想像力”を働かせて温かく迎えてもらえたら嬉しいです!
まりなさんありがとうございました!経験豊富なOBOGの方から現役生にいただけるアドバイスは励みになりますし、同時に部の歴史を感じることができて色々な思いに浸ることができますね~
さて、こうして長く濃い冬のシーズンを終えたディベーターは、関西の地へと旅立つのでした。
というわけで次回は、THE関西について書きます。ありがとうございました!