2019年5月5日日曜日

J-Cup 結果報告 & あゆみさんの感想ブログ

今回はJ-Cupの報告をしていきます!

目次
1. J-Cupの概要
2. あゆみさんの感想文
3. 結果報告

1.J-Cupの概要
J-Cupは、今年初めて成蹊大学で開かれた、Asian styleの一日大会です。
3ラウンド目までが予選、4ラウンド目がGrand Finalとなっています。

2.あゆみさんの感想文
ICUDS3年のAyumi Tです。2年の最後にJ-Cupに出場し、初優勝、2nd Best Speakerを取りました。望、智さん、一緒にJ-cupに出場してくれて本当にありがとうございました。J-Cupの感想を書きつつ、学んだこと3つを最後に皆さんにメッセージとしてシェアしたいと思います。

1)そもそもJ-CUPになぜ出場したのか
 J-Cupに出場した理由は、望と春Tに出てブレイクするためでした。実は半年以上も前からひそかに志し、準備してきました。2年の秋T後、色々な事情でICUDSの練習や大会から離れていました。それでも、部長としてどうしても成し遂げたかったことは、後輩と組んでオープンブレイクすることでした。理由は個人的に自己満足で終わる部活にしたくなかったから。個人がバラバラの目的をもって集まった群衆ではなくて、コミュニティとして機能を兼ね備え、皆で強くなれる部活にしたかった。だから後輩と組んだ時に引っ張れるよう、これまでフィロソフィーオープンでひでさん、大沢杯で浅井さんに組んでもらって、秋Tにもすばるさんに組んでもらって、少しでも自分の成長を早めたいと思ってました。
当初はゆうだいと組んで春T準備する予定でした。もう一人探している中、私がシャドーで参加したWoman'sで望に春Tのこと話したら組みましょうって言ってくれて組むことに。途中ゆうだいが降りちゃって、そこでTitechはしょうさんと、 J-Cupは智さんを誘わせてもらました。
春Tの話になっちゃうけど、春Tはスバルさんが出たいと言ってくれたので、望とはメインブレイク目標で終わっていたのですが、せっかくならスバルさんがまだ行っていない新記録のセミファイナルまで目指したいねっ(チーム名:高望み)てことで、セミファイナルを目標に頑張りました。セミファイナルまで連れて行きたかったんですけれど、自分が最後の最後で基本的なことをミスっちゃって、チャンピオンになったKDSに負けてしまいました。でもそもそもの目標は達成できたので、大満足ではないけど、良しとします。

2)J-CUPで大変だったことは何か
最初にプレパ練した時に、智さんから言われた一言は「俺とあゆみとでプレパ合わないと思うんだけど」だったんですよね(笑)。プレパ練習していく中で3人のチームワークが少しづつ良くなっていきましたが、それでも1週間前の1日練習とか3分の2は負けでした。智さんと互いに理解しあえなくて、かなり議論し合いました(笑)。そうやっていくうちにお互いがどういう思考の特徴を持ってるのか、よく分かりました。
すごく智さんは超論理的で(頭に常にベン図があるのかな?と思う)、視点が鋭く
本当に面白い。サインポストのこだわり方も良いし、プリンシプルの引き出しも多くて感心させられました。一方で智さんと私の議論が白熱してもチームの和を保つムードメーカーの役割を担ったのが望。私が比較的色んな頭の引き出しからアイデアを出すので、そのマターの強度をみながら望が冷静に取捨選択の判断してくれることが多かったです。1年生でセカンドというプレッシャーも多い大役に努めてくれてありがとう。

3)大会を終えて学んだことは何か
以下はディベートは幅広い層の成長機会ととらえ、比較的に非排他的で、競争主義をとらない私の視点から見た学びとメッセージです。
・「1+1+1=3」じゃなくて、「1+1+1=3以上」になろう
・プレパの相性はプレパ練習で解決できる
特にグランドファイナルの相手は私が1年生の時からジャッジをしてくれてるような先輩らでさすがに焦りました。でも3人寄れば文殊の知恵感じて相手のお互いのアイデアをリスペクトしつつ、3人でマターを研ぎ澄ませていくことで反論されにくい主張と理由付けができました。プレパ合わないって言われてもフレームワークを考えたり、お互い伝わるように話し方を工夫し、相手以上に相手の話を理解することを心掛けるといいプレパはできるようになると思います。私の個人的な意見ですが、相性が合わないの一点張りでチームを組まないのは非常にもったいないなと思います。理由は①寧ろ最初から似たような考え方をする人と一緒にいるよりより多面的にマターを考え議論を深堀りできるのは相性が最初に合わない人だと思うから。そして②苦労するってことは、互いにコミュ力が足りないということかもしれないので、コミュ力を鍛えるにはいい機会かも知れないから。
・チームでのラウンド練習は重要です
最近練習こなくてOKムードが強いと思うんですが、大会に向けてチームでのラウンド練習も大事です。理由は①セカンド以降のスピーチもPDCAを回して改善させてあげる機会ないと、セカンド以降が大会当日に困るから。そして②沢山英語喋ってねじ伏せようとしてくる相手に圧倒されず冷静に一撃必殺を用意するには場数が必要だから。春Tの話になっちゃうけど、クオファイで負けた原因の一つは強い相手と戦う場数が圧倒的に少なかったからかなと思います。部内でも部外でもこういう力の差があるラウンドをある程度作ってあげてもいいかもしれないですね。

4)さらばだ、ディベート
最後に宣言なのですが、ひとまず留学帰ってくるまで現役でディベート選手として一旦アクティブに活動はしないようにします。もちろん、先輩・後輩、コミュニティが大好きだし、分析もプレゼンも好きで、その気持ちは変わりません。フェミニストの議論をしているだけあってか、女性への偏見とか持ってる人いない気がするし、自称コミュ障と言いつつ、ディベーターは会話しやすいと思います。そしてディベートを通して世の中の様々な問題にUp to dateで議論できることは良いことだと思います。ただ、若干のパーラメンタリーディベートの本質的な部分の不満として最近ディベートに思うことは、①深く物事を考えたいのにディベートで勝つための都合のいい話を議論しなければならないこと②数理的証明が適当で本当に現実的な議論なのかあやふやなこと③ディベートで偉そうに社会課題を話している割に、何も自分が課題解決のために動いていないこと、です(笑)。エリザベは出ます。他の予定との兼ね合いですが、ジェミニは手伝えるといいかな。フィロオープンも出たい欲あるけど、出るか分からない。ディベートコミュニティが自身にとっての”Confort Zone”であることを認識して、学生のうちに他に達成したいことがあるのでそちらの優先順位を上げて取り組みたいと思っています。目指すはゆうすけさん的立場ですね(笑)。

上記読んだら分かるように「さらばだ、ディベート」というほどディベート止めること決意しきれてないので、結局お別れというわけではないですが、一旦区切りのいいところで締めの挨拶としたいと思います。OBOG、現役生の皆様、これまで一緒にディベートをしてくれ、そしてICUDSを支えてくださって、本当にありがとうございました。

3.結果報告

-Champions
Satoru Tamura
Ayumi Tsuyama
Nozomi Moriya

-Best Speaker
2nd : Ayumi Tsuyama
3rd : Satoru Tamura

2nd Best Speaker : Ayumi Tsuyama

3rd Best Speaker : Satoru Tamura

J-Cup優勝おめでとうございます!!

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