2011年8月27日土曜日

DAPDI(Dutch Anglo-Saxons Parliamentary Debate Institute)報告



 7月24-29にヨーロッパでもっともディベータブル?な国の一つ、オランダで開催されたworkshopDAPDIについて報告します。

オーストラル後にオランダで行われたワークショップ、DAPDIDutch Anglo-Saxons Parliamentary Debate Institute)に「Dutch でもAnglo-Saxonsでもない自分が参加していいのだろうか?」とメールをしたら、コーディネーターから快い返事がきたので、じゃあ行こう!ということで参加してきました。
 今回参加に踏み切った理由は大きく分けて2つ、1つはESLの強豪であるオランダがどのような練習をしたり、ワークショップなどの環境を整え、維持したりしているのかを自分の目で確かめたかったことです。自分の大きな目標の一つであるワールドESLブレイクに少しでも近づくために自分は何をしなければならないのか確かめたかったですからね。もう1つは純粋に海外をどこか一人旅がしたかった笑

成田空港からチューリヒ経由で12時間ものフライトでオランダ・スキポール空港に到着

 到着したその日は半日ロッテルダムを観光しました。町並みがホント綺麗です。はじめトラム(路面電車)の乗り方が全くわからずおばあちゃんに教えてもらいました笑



 次の日からワークショップが始まります。レジを済ませてORへ。周りはオランダ以外にドイツ、ロシア、エストニア、ベラルーシ等ヨーロッパやモロッコ、南アフリカ等アフリカからはるばる来ている人もいました。コーチ陣は今年は例年よりも数が多いとのこと、オックスフォード、ケンブリッジから5人ものコーチが来ていました。その中にはEUDC 2010 FinalistTom HoskingHarish Natarajanなど普段動画で見ているようなワールドクラスのディベーターもいました。自分はオックスフォードの別のディベーターのlabだったのですが、TomHarishからもレクチャーを受けたり、ディベート後のフィードバックをもらったりすることができました。
 1−3日目までは午前中に軽いレクチャーとスピーチ練習、午後からはラウンドという感じでした。Lab mateをみるとほとんどがオランダ人だったのですが、大学生だけではありません。8月のWSDCにオランダ代表として出場する高校生もいました。練習ラウンドではまさかの高校生に敗北(あとで調べてみたらWSDCでオランダ代表は予選全勝、3位ブレイクしていました。そりゃ強いわけだ笑)


 3日目の最後にはデモディベートがありました。このワークショップのデモディベートで他のワークショップのそれと異なる点はコーチがモデルを示すのではなく、コーチVS生徒となっているところです。Gov benchOxbridge benchになっていて、Opp benchにはエストニアのチーム、LeidenGutenberg のジョイントチームがいました。モーションは THW ban prostitution、このモーションがディベータブルなのがオランダらしいですね笑



 4・5日目はミニ大会です。もともとこのワークショップがEUDC前の調整としての意味合いも持っているらしく、多くのチームがEUDCに出るチームで大会に臨んできます。中にはオランダのLeiden大学、ドイツのGutenberg大学などEUDC ESLでブレイクするレベルの大学、しかもGutenbergAチームが来ていました。自分はというと一人で参加しているので当然パートナーはいません。現地調達をする必要がありました。自分はlab mateパートナーにしたのですがジャッジには「No matter, no structure…nothing」と言われる始末とりあえず一人で頑張ることになりました笑



 結果は二位二回、四位二回でした。とりあえずエクステンションとファーストスピーチをきっちりやれば二位は取れました。ブレイクはならなかったのでブレイクラウンドを観戦することに。結果はオランダ人のジョイントチームが優勝しました。WSDCチームも準決勝まで言ったのを見ると、オランダが強いのは高校からやっているからなのかー、とちょっと諦めの入った結論に至りそうになっていました。



 今回参加して、なぜオランダがESLであれだけ活躍できるのか、を考えたときに言語の問題など結構仕方がないものもあれば、個人の努力、組織の運営の上では埋められる差も結構感じられました。

 まず仕方のない要素から話すと、オランダ語は英語と文法が大してかわらないので、日本語で言う方言を覚えるように英語は比較的に簡単に習得できるそうです。だからオランダでは英語教育は日本と同じように中学校から始まりますが、町や空港を歩いていて英語で道を尋ねてもほとんどの人が英語を話せます。これについてはどうしようもないです。それだけ英語を話すのに無理がないのであればディベートの敷居も比較的低そうですね。あとは地理的にイギリスが近いこともあり、ディベートを導入しやすかったことも関係していそうです。
 ただ、敷居が低いこととディベートを高い水準に維持することは必ずしも一致しないように思います。例えばこのワークショップ。20年も前からオックスフォードをはじめとしたディベート強豪校のコーチを招いて、毎年開催しているそうです。それについては組織の運営を工夫すれば差は埋められそうです。日本でもJPDUのセミナーや今年開いた国際大会セミナーなど日本も徐々に国際化しています。もう一つ埋められる差は知識の量です。彼らは休み時間でもジャーナルを読んでいましたし、リサーチも相当量、しかも定期的にやっているようでした。個人の努力を、しかも多くの人がそれをすることによって、知識量のある人同士が競争して切磋琢磨できそうですね。
 よく日本の大学のESSとかで聞かれるのが「人がいないから練習ができない」というのがあります。Leidenのディベーターと話したのですが、オランダでディベートをやっているのは高々10校くらい、しかも各大学に多くても20人くらいしかメンバーはいないそうです。そしてlab mateの一人は今年やっと2、3人で部活を立ち上げて、セミナーに望んでいるそうです。どうやって練習しているかを聞いたら「強豪校に足を運んでいる」とのこと。彼はディベートは日本の一年生ディベーターに毛が生えた程度(英語力を含めても)ですが、会話をすればディベートによく出てくるような話題については精通しています。このことを考えても、個人的にリサーチをする、それをディベートにおいてどう運用するかをラウンド外でも考える、まさに「ディベートをライフスタイルにする」ことが大事なのかな、と感じる機会となりました。

 何とも当たり前の結論になってしまいましたが、当たり前の結果を出すためには当たり前の努力だけではダメなようです。当たり前の努力を、かなりの量、しかも相当期間やらなければダメなようです。自分も頑張らなければ




Kohei Arakawa

2011年8月22日月曜日

Australs 体験記2

今回は去年に引き続き、啓太さんがKorea Australsのそれぞれのラウンドを振り返ってくれました。








R1: That we should restrict access to international competitions if nations abuse their athletes

Aff: Underwood 3, Neg: ICU 1, Vote: ICU 1

このラウンドのジャッジは、TJという、僕が昨年のADIから何回かジャッジしてもらっていたタイのコーチだったので、しくることのできないラウンドでした。プレパはスムーズに進み、僕たちは以下の3つのポイントを守ることとなりました。

1.     Unfair to punish athletes
2.     Less opportunity of international recognition
3.     Hinders the development of sports in the 3rd world

相手は強くなかったです。僕たちの想定していたプロブレムは、例えばアラブ諸国における女性アスリートが出場できないというものでした。けど相手はSQで身体的に虐待を受けているアスリートがいることが問題と言ってきたので、その瞬間いけると思いました。どの国も、たとえ独裁者であっても、国の威信を賭けた国際大会でアスリートが結果を残せなくするようなインセンティブはない、むしろしっかりケアしていると反論しました。相手は、国際大会での勝利が国の重要なソフトパワーであり、よって出場し続けられるようにabuseをやめる、というロジックの説明は時間をかけてしていたのですが、宗教や文化に根ざした習慣はなかなか止められないという分析をして、女性の権利がプロブレムだとしてもAFTであまり変わらないと反論をしました。ポイント1,2は未幸が立ててくれたので、voteunanimousでクリアでした。

ただ、僕個人としては、このラウンドでAustrals Style特有の難しさに直面しました。僕は今大会でDeputyをやったのですが、AustralsではDeputyもしっかりポジティブマタ―を出すことが強く求められます。ラウンド後、TJは僕に、ポジティブマタ―に4分はかけろ、今回のお前は2分しかかけてなかった、と厳しく言われ、一人萎えていました。重要な議論はなるべく早くというのが鉄則なだけに、それをリーダーが言った後、新しい議論を思いつくのは簡単なことではありません。これ以降、ポジティブマタ―との格闘が始まりました。




R2: That a fixed amount of development aid should be allocated to microcredit schemes.

Aff: Monash 2, Neg: ICU 1, Vote: Monash 2

対戦表が発表されたときは、思わず苦笑いでした。どうしても勝ちたかっただけに、「Monash 2じゃなくてもいいんじゃない?」と思うと同時に、強いところと当たれなかった去年のことを思い出しながら、ディベーターとしての幸せを感じる自分もいました。Chair JudgeのところにSteve Hindという名前をみたときはさすがにビビりましたが()

プレパはスムーズにいきませんでした。1つはMicrocreditについての知識不足でしたが、2つ目に、Negativeとして2つ真逆のスタンスをとれるため、どっちでいこうか頭を抱えました。結局、「Microcredit<大きな産業に投資することによるトップダウン式経済発展」というスタンスで臨みました。

ラウンド部屋に入ると、かなり美人な女性が相手ベンチに座っていて、僕はますますラウンドが楽しみになりました。どのようにポイントを分けたか記録が残っていないので、とりあえず押さえた要素は次の感じです。Microcreditで小さな事業を始めても失敗する場合が多い、資源を集中して大規模でやったほうが効率的、国際的に競争できる産業を育成したほうが利潤を得られる、労働者もスキルを得られる、MNCを巻き込まないと先進国からのaidが減る等々です。こうみると、言うべきことは言っていると思いますが、トップダウン式の具体的な内容が不明確だったこと、それを支える事例が少なかったこと、Affへの反論が弱かったこと等で負けました。モナッシュ艦隊の内訳は、①一般市民の生活がよくなる、②こっちのほうが持続可能、③市民社会の形成、④女性や少数民族にいい、というものでした。経済以外の視点が多かったことが印象的でした。もう1つ強く印象に残っているのが、美人GWの最初の反論です。「ICUはトップダウン式の成功例として、中国を挙げているけど、本当に成功だったの?中国の現状をみてみましょう」と切り出し、中国における貧富の格差を中心に、トップダウンがいかに弱者を見捨てるかを説き始めたのです。僕はその瞬間、軽く絶望しました。




R3: That the public should directly elect US Supreme Court Justices

Aff: ICU 1, Neg: UNSW 2, Vote: ICU 1

オーストラリアチームの2ということで、かなり警戒しましたが、レトリックだけのチームでした。プレパで大きな問題はなかったですが、あまりMatterが思いつかず、とりあえず出たものを守り切ろうとなりました。僕たちのケースを簡単にいうと、「米国の最高栽の判決はあまりに影響力がある、例えば違憲判決で民意に基づいた法を無効にできるため、最高栽の判断にも民意の反映が必要」というものでした。要素としては、違憲判決の影響力、SQで既に政権を担当している政党が裏で判事を選ぶなど政治化が進んでいること、選挙を開くことによる人々の意識改革などを適当にポイント分けしました。このラウンドでよかったのは、違憲判決の例を多く挙げられたことです。女性の中絶する権利を守ったロー対ウェイドや、最近の暴力的ビデオゲームを守った違憲判決を挙げました。

ただ、考えてみれば、上に挙げた違憲判決の例は相手に都合のいいものばかりでした。ロー対ウェイドもそうですし、他にもブラウン対教育委員会裁判など、選挙では過半数に負けるであろう社会的弱者の権利を最高裁は守ってきたと容易に言えます。ただ、UNSWはそのような議論を全くしませんでした。向こうは人々のrationalityにダウトをかけたり、最高栽の影響力にダウトをかけたりと、ちょっとしくっていました。救われた形です。

このラウンドのDeputyは苦労しました。プレパで思いついたマタ―量が少なかったのと、相手への反論もそこまでする所がなかったので、とりあえずメタディベートと、未幸のマタ―の見せ方を変えるのと、Exampleの説明量をちょこっと増やすくらいでした。




R4: That South Korea should return to the Sunshine Policy

Aff: ICU 1, Neg: HKU 1, Vote: HKU 1

友達が多い方ではない僕でも、国際大会に行けば友達の1人や2人できます。今回のオーストラルでは、それがHKUA君だったので、初めてA君と知り合ったこのラウンドは思い出深いラウンドです。HKUESL準優勝しただけあって、上手かったですし、ジャッジもVictoria Wellingtonの中間管理職的な人で、結構いいラウンドでした。

さて、太陽政策に戻そうモーションですが、金大中やノムヒョン時代の太陽政策の全貌を知らなかったのと、知っていた政策のインパクトが弱かったので、「どでかくやろう」ということになりました。僕たちのdefinitionは、SQの経済制裁を全てやめて、思いっきり貿易して、お金や人の動きも自由にするというものでした。予想していたものと少し違ったのか、LOが最初から叩いてきたので、DPMで「ちょっとラディカルになっただけじゃん」ってどや顔で言いました。ラウンドの後にジャッジに聞いたら、このdefinitionはちょっと違うけど、問題はないよと言われました。ただ、南北統一の話をあまりせずに、constructive engagement vs. sanctionの普通のIRディベートにしてしまったことは反省しています。

こっちとしては、「経済制裁は韓国の安全を脅かし、北朝鮮の市民を殺している」というケースを立てました。韓国の安全保障のところでは、SQで金政権が自国民に対してその正当性を軍事面でしか表現できず、AFTだと経済発展を通して政権を安定化できる+韓国との経済関係に依存することで、昨年の延坪島への砲撃みたいな事件は起きなくなると言いました。北朝鮮の市民を殺している議論は、普通の経済制裁の議論です。相手は、制裁という重要な外交ツールを失う、韓国のイメージが悪くなる、あともう1つ何かポイントを出してきました。1つ目以外は、相手のポジティブマタ―は強くなかったのですが、反論は上手かったです。主に向こうは金政権がそこまでrationalに考えない、貿易による利益は市民にtrickle downしない+金政権を強くするだけ、あとは過去の太陽政策の失敗を事例付きで言ってきました。正直勝ったとは思ったのですが、北朝鮮の市民にtrickle downする証明が不十分なのと、相手からの反論へのレスポンス不足で負けました。





今日はここまでです!
次回に期待しましょうー!!







関係は全くありませんが、ここでオーストラルのひと時の写真。
初日に行った焼肉屋さん。
こーきちゃんががんばって焼いています!

2011年8月12日金曜日

高舘杯

8月7日に開催された高舘杯にICUからはめずらしく一チームだけの参加でした。
ICU生はみんな夏休みにはどこかに行ってしまうことが多いので、こんなに少ないんですねー。
私もなんと三年生ながら初めて首都大にお邪魔しましたー。










ICUA:保坂美季 織戸未幸


めずらしくたった1チームのICU




一橋とジョイント:櫻井英人


ひでさんは一橋の子とジョイントでした。








こんにちは!ICUDS 15の保坂美季です。
1年生の中でマイノリティな、「シープロもADIも行かない組」の私は、まさかのICU代表(?!)で高舘杯に行ってきましたー!
*シープロとはICU一年生の多くが参加する海外短期留学です。

結果は、全勝だったのですが、それは素晴らしい先輩にコバンザメさせていただいたから!
みゆきさん!ありがとうございましたー!!!

いつもリフレクで優しすぎるーと言われてしまっている私。
一緒に練習させていただいていた時から、みゆきさんのかっこいいスピーチに目がハートマークでした。
だから私の今回の目標は「みゆきさんのようなビッチな強め系女子になる!」でした。笑
しかし、相変わらずダメダメコバンザメ。

まず、プレパ。
特に2ラウンドめのIRモーションの時は「P5ってどこの国でしたっけ?」なんて聞いて、みゆきさんを呆れさせてしまいました。頭の弱さを再確認。
ラウンド中も1ラウンドめLOで、最初にリフュートをし忘れ、それを引き金にぐだぐだになり・・・
あんなことやこんなことがたくさんありました。笑
見に来てくださっていたけいたさんにも言われましたが、やっぱり練習と大会は違う!
いつもはできることができなくなってしまう。
普段の数十倍コバンザメだった1日、自分が情けなくて、悔しくて、頑張らなきゃなあと、心から思いました。

これからの私の目標は、題して「さよならコバンザメ!笑」

1、知識
もっと新聞読んで、本読んで、勉強して、プレパでパートナーを呆れさせないように、努力します。特にIR
2、みゆきさんみたいな強め女子になる!!!
本当にこれ、大事だって実感しました。時間はかかりそうですが、一歩一歩、頑張ります。

最後に、ICUでディベートできるって、本当に幸せなことなんだなって思いました。
頑張ってきてー!と電車のホームでわいわいハグしてパワーをチャージしてくれる先輩や、わざわざ大会の朝、応援メール送ってくれる、同じ15のみんながいること。
普段から、強くて、優しい先輩に囲まれて練習できること。ほんと、幸せだなって感じました。

夏休みも残りあと少し。
次の大会は銀杏杯!コバンザメしている場合ではありません。

だから、お世話になったみゆきさんに、ありがとうございましたの気持ちを込めて宣言して、ブログ終えたいと思います。

私、強くなります!

みきでしたー。







ICUの全体写真で個人がこんなにも大きくうつる時があるとは。。。
こんな謙虚なみきちゃんですが、実は本当に私、織戸がコバンザメしていました。みきちゃんは一年生で純ジャパであるにもかかわらず、流暢な英語できれいに説明する能力もあり、基礎はしっかりしています。それに片道2時間半もかけてICUに通いながらも、練習にはしっかり参加するという努力家です。こんなにできているんだから、これからはもっと自信を持ってディベートに打ち込んでほしいですね☆  ちなみに、部長けーたさんはこの暑さの中、しっかりと応援に来てくれました。やさしい部長を持って幸せですね!  さあ、夏休みも後半、しっかり気を引き締めて練習に打ち込んでいきましょう!

2011年8月3日水曜日

Korea Australs 2011 体験記 1

こんばんは!
お久しぶりです。広報みゆきです!


みなさん、おまたせして申し訳ございません><
今日はみなさんお待ちかねのオーストラルについての報告をしていきたいとおもいます。
まずは参加者などの紹介と今回は我が部長、けーたさんが体験記第一弾として、軽く語ってくれます!(キャーーーーっ








そもそもオーストラルとはなんなのでしょう?^^


それはもとはオーストラリア付近だけの大会だったそうですが、のちにアジアも参加する大規模かつ、WorldsチャンピオンがDCAをするというレベルの高すぎる大会なのです。たとえば、モナッシュ、シドニー、ビクトリアやアジアからは香港、韓国、マレーシア、シンガポールなどが参加します。つまり、最高最強な大会です!!



ICUは夏休みが6月末から始まるので毎年多くのチームが参加します。去年は2年生が2チーム、6人参加しましたが、今年は2年生から4年生まで3チーム、9人のディベーターが参加しました。











ICU1: Orito Miyuki, Takayanagi Keita, Sakurai Hideto




ICU1




ICU2: Ishikawa Waka, Sasaki Kohki, Arakawa Kohei


ICU2



ICU3: Hanaki Yoko, Naruse Kyohei, Takizawa Sei



ICU3










また、今回みんなオーストラル二回目の参加となるICU1は
ESL Semi-Finalistになることができました。
変な?古風な?巨大うちわをもらいました

うれしくも悔しい思いです。
















お久しぶりです。啓太です。
ICUは夏休みも半分が過ぎ、前半を振り返ってみたのですが、結局ディベートしかしていません。ダメな3年生だなと改めて思います。




さて、今回はKorea Australsについて振り返っていきたいと思います。今晩はラウンド毎の細かい内容を書く元気がないので、ジェネラルなことを書きたいと思います。
僕はこのオーストラルで手ごたえを感じました。過去の栄光が輝かしいだけに、その頃から更に成長したかは分かりませんが、良い方向に向かっていると確かに思いました。今回、ICUDS近年では最多の3チームを送り込み、英さんと未幸とのチームでESL SFまで駒を進め、2つの2年生チームも善戦しました。部員の反応をみていても、今年の2年は去年の僕が感じた「衝撃」をあまり感じていない印象を受けました。これは、既に国際大会を経験していた2年が多いこと、普段の練習に海外の基準が浸透してきていること、海外のディベートの映像をみる部員が多くなったこと等、近年の変化によるものだと思います。もし衝撃を隠していただけなら、僕の勘違いということでドンマイです(笑)




ただ、間違いなくこれからのICUDSに繋がる大会にもなってくれると思います。ディベーターとして参加した9人中6人が2年ということで、これから部を引っ張っていく上で貴重な経験を積んでくれたと思います。早速、大会中にSophisticatedWordingを使い始める子がいたり、夏休みの練習で成長したMannerを見せてくれる子がいたり、休む間もなく一人でディベートキャンプ@欧州に乗りこむ勇者がいたりと、なんか面白いことになっています。
次にちょっと個人的な話をします。僕にとって、今回のオーストラルは節目の大会であると同時に、具体的な結果を求める大会でした。節目といっても、引退という意味ではなく、初めての国際大会として参加したAuckland Australsからちょうど1年という意味です。あれから5の国際大会に出場し、ちょっと経験を積んだだけに、成長した姿を先輩と海外コーチ陣に見せたいというのがありました。具体的には、ESL優勝というのがあったので、結果的には期待を裏切る形となってしまいましたが、それでも期待される中でSFまで行けたことは嬉しいですし、未幸と英さんには感謝しています。それに個人的に成長も感じられました。ディベートの細かい技術もそうですが、何よりオーストラリアのチームに2回勝てたことが大きいです。UNSW 23も正直うまくはなかったのですが、去年の僕なら負けていました。怯むことなく相手のダメなところを指摘する技術、モラルハイグラウンドへの意識、ネイティブにも食い下がる程度のマナー等が身についた気がしています。




なんか堅苦しい、けど無駄にポジティブな書き込みになってしまって申し訳ないです。次は各ラウンドの様子、浮かび上がった課題点といった感じで、もっと堅苦しくなることが予想されます。ちょこちょこソーシャルの様子も混ぜますね。
失礼します。










ICU in Korea