2019年5月23日木曜日

JPDU Spring Tournament 2019 結果報告 & ゆうとさんの感想ブログ

今回は春Tの報告をしていきます!

目次
1. JPDU Spring Tournament の概要
2. ゆうとさんの感想文
3.結果報告

1.JPDU Spring Tournament の概要
JPDU Spring Tournament (通称春T)は、毎年春に開かれる、現役生ディベータ―最強決定戦の一つです。Asian Styleの2日間大会で、現役学生(大学院生含む)のみがディベータ―として参加できます。OBOGはジャッジとして参加できます。
通称名含め季節が付く大会は春Tの他に、British Parliamentary Style の大会である JPDU Autumn Tournament(通称秋T)とJapan BP(通称冬T)があります。

2.ゆうと先輩の感想文
こんにちは、4年生になりましたゆうとです。
ブログは7分間のスピーチと違って、読む人は読む、読まない人は読まないという選択権があるので、思いっきり好きに書こうと思います。文字数カウントしたら5000文字超えてました。自己満足長文乙。
長い割にディベートのテクニックとかにはほぼ触れてないので「じゃあ何を書くんだ…」って気になった方は是非読んでください~
ところで僕は学部4年で卒業するので、来年から社会に放り出される見込みです。それ自体は良いのですが、大学4年生という明らかに時間的・朝の余裕があるモラトリアムを過ごした後に突然最低週5日は1日中拘束されている生活に移行するのって、冷静に考えてやばいと思います。5月病になるに決まってるんだよなあ…
加えて、これから結婚とか子育てとか、自己責任に留まらないライフプランを考える機会が増えてくるわけですよね。でも現時点で結婚したいと思えるようなパートナーに出会えている人を除けば、この辺のことはすべて不透明な”漠然とした未来”のままなわけでして、占い師や宗教といったものが人々の生活に根付きやすい理由がよくわかります。

さて、感想文を書くということで、読む人にとって1ミリでもいいので有意義な感想文にしたいところですが、春Tの振り返りが多分あっさり終わるので一応こんなサインポストにしてみました。1についてはあまり語りません。

目次
1 ギリギリジャッジブレイクした
2 なんで6年もディベート続けてたんだっけ
3 ディベート界ってhigh societyだよね

1 ギリギリジャッジブレイクした
春Tに出る予定は元々特になく、梅子杯のCA業を終えたあたりでそろそろ引退かな~くらいのテンションで日々を過ごしていたところ、同じくディベートはそろそろ引退かな~~というテンションで過ごしていたはずの某氏が春ティーCAになっていて、声がかかったので行ってみることに。
(ICUTで1ラウンドだけ急遽ジャッジしたことを除けば)久しぶりの大会でした。久々に会った人からは「前より太ったね」というコメントを頂く機会が大半でした。ここにも時の流れの残酷さを感じますね。
ジャッジ自体も久しぶりだったので、「よーしプライズ入り狙っちゃうぞ~~あいかにジャッジスコア負けないように頑張るぞ~~」くらいのテンションでやってみたら、実戦勘を取り戻そうとしているうちに大会が終了していました。曲がりなりにもチェアを任されることが多い中で、大会前にちゃんと準備をしないでジャッジに挑むのはちょっと色々無責任な事態を招くことになりそうなので次回から気をつけます…
結果的にはプライズどころかブレイクギリギリ圏内くらいで終わってしまい、他方で後輩のあいかはジャッジプライズに輝いていました。後輩の成長に嬉しさ半分、4年生なのにしょっぱい結果に萎え半分。
でもまあ、あいかはこの春Tのために大岡山練やICU練を始めとした場で着実に練習を重ねていたし、明らかに努力量の差なので素直に感服。何もしてない状態で勝とうというのがむしろ甘かったというか、傲慢だったと言える。
なにかアドバイスを送るとしたら、当たり前なんですがディベートをやり続けるならゆるーくでも継続的に関わるのが割と大事かな~って感じです。スピーチとか、2年前は原稿少なめでもノンストップで喋れましたが、今は本当スラスラ喋るってことができなくなっちゃいました。人間って簡単に衰えるんだなあと感じる次第です。(そもそも2年前もマシンガンスピーチだったので、別にいいスピーチをしていたわけではないが。)
春Tの感想というとこのくらいになってしまいますね。これでは感想文としてあまり読む意義のないものとなってしまうので、ちょっとテーマをここから変えていきましょう。

2 なんで6年もディベート続けてたんだっけ
自分語りを1つ。
僕は何か日本のディベート界の歴史を塗り替えるような業績もなければ、国内で超目立つような活躍をしてきたわけでもないので、まあどこにでも転がっているディベーターにしか過ぎないわけですが、高校時代に3年、大学時代も3年生の途中くらいまではそこそこ活動していたので、比較的ディベート界に長く携わってきた部類に入ります。
ディベート界は明確に「この大会で区切り」みたいなのが存在しないので、引退のタイミングは個人で決めていくことになります。じゃあ自分が曲がりなりにも6年間そこそこしっかり活動できた理由ってなんだろうな~と考えてみると、明確なモチベーションがあったからなのかなあと思います。
3年以上続けている人達って少なからず「ディベート自体が好き、考えること自体がとにかく好き」っていう人達が多いと思います。僕はそんな中では少々マイノリティで、ディベート自体が好きというよりはディベートという手段を使って何か「活躍」だとか「実績」だとかを残したい、というモチベーションでした。
中でも自分の場合は梅子杯というモチベーションが大きかったです。
高校時代に存在を知った大会の1つで、大学に入ったらここで活躍したいな~というモチベーションに当時は満ち溢れていました。だから梅子杯のための練習であればいくらでも惜しまずにやったし、梅子杯が終わった後も「この大会にACで戻ってきたいな~」というモチベーションだけはありました。大学3年間海外大会出場も含めてその原動力となったものがあるとすれば、誇張とかでなく本当にそれだけでした。
という話をすると「梅子で燃え尽きるとか勿体無い」とか「学年大会の実績なんてそんなに意味がない」とかいう考え方で指摘する方もいるのですが、まあそれはそれで正解だと思います。でも、自分にとっては他の手段ではディベートを続けるモチベーションを見出すことは難しかったと思います。海外大会ジャッジにはまった時期もありましたが、これはまあ実績が欲しいのでそのために死ぬほど練習する、というよりは楽しいので行ってた、という感覚に近いので、やはり梅子に向けた練習をしてた頃の自分とは温度差を感じていました。
でまあこの文章の帰結として言いたいのは、「一心不乱に何かに打ち込めるような時期っていうのは割と貴重」だということです。
例えば僕が来年から入るような業界は、いわゆる土日が固定で必ず休み、みたいな業務形態ではないので、万が一の直前キャンセルで運営側に多大な負担がかかってしまうディベート大会へのアクセスは物理的に難しくなります。
もしくは学生であっても、突然就活の面接が入る可能性があるのでスケジュールを空けざるを得ないとか、他の活動に興味を持っちゃったのでディベートするの難しいとか、僕みたいに梅子杯が終わったので新しいモチベーションが見つからず、なんとなく惰性で続けて時間だけが流れちゃったりとか。
振り返ってみれば、すべてを犠牲にしてディベートに捧げていた時期なんて、大学生活全体からいうとわずかだった、という人は割と多いんじゃないかと思います。
そう考えてみると、「この大会で勝ちたいなあ、そのために練習しよう…!」なんてモチベーションと、そしてその練習するための時間が確保出来る環境下にいる人が居たならば、それは非常に貴重なことだと思います。
そしてそこまで頑張りたいと思えることが今後の人生にどれだけ出てくるかも、これはこれで未知数なところがあります。
だから、もし何かモチベーションがあるのだとすれば、その結果や価値について考える前に、まずは何も考えずに打ち込むといいことあると思うよ~っていうのが、伝えたいことです。
後悔先に立たずという言葉を実感することはよくありますが、全力で何かに打ち込んだ結果後悔することというのは、経験上少ないように感じます。
なんでこんなことを言うのかを説明すると、何かに打ち込むことって意外と勇気がいるんですよね。「ジェミニのために時間費やしたとして、その後の人生に何かベネフィットはあるのか?」「ディベートをそもそも頑張る意味とは?」「つーかテスト勉強忙しいから来週から本気出す」とか、考え始めたら割とキリがないし、やらない理由を作ることは結構簡単です。でも、なんだかんだ一生懸命やった経験っていうのは対外的な評価も得られますし、自分の財産にもなるものです。自分は結構損得勘定を昔からしがちなタイプだったのですが、得にならないと思っていたことも予想外の形で役に立つことは往々にしてあります。
だから、学生は限られた時間をぜひ大切に。そこで自分のやる気を削ぐようなnarrativeは気にせず、国内大会で優勝したいならそれを目指せばいいし、学年大会で燃え尽きたいならそれはまあそういうモチベーションでひとまずは頑張ればいいと思うし、いずれにせよ幸せにはなれるよ〜っていうお話でした。まあ僕個人としては海外大会出るのは楽しいから辞める前に一度出なよ〜っておすすめはしたいのだが、先輩の理想を押し付けることもなんか間違っているような気がしますからね(これは個人的な反省にも少し基づいてる)。あと多少無茶なスケジュール組んでも、若いからなんとかなるよ。

3 ディベート界ってhigh societyだよね
最後に壮大な話を1つ。自己満足でもええやん的な話を前述でしましたが、ディベートの能力が直に役立つ場面もあるかな?とふと考えてみた。
ディベートを始めた当初は「世の中なんでもロジックで正当化できる可能性があるんだなあ」というディベートの可能性にどことなくワクワクしていました。直感的には反対の立場に立ちたいような議論を見つけても、一度冷静な立場から分析し、その上で自分の判断を下すことが以前よりはできるようになったんじゃないかなあと思います。
でもふとディベート界から距離を置いて世間に揉まれる機会が増えてくると、世の中は意外とロジックで回っていないよなあということも同時に感じてしまうわけです。
ディベート界は客観的に見ると結構high societyな場所だと思っています。肩書きで判断するのも良くないですが、参加者の平均学歴や社会的地位、能力、そして教養という側面で見ると、これだけレベルの高いコミュニティーは世の中では稀だと思います。ここで行われる議論の数々は、まずロジカルシンキングを挟み、立場や年齢に関係なく等しく意見を言えるという環境が、ある程度は整っているように思います。(無論equity policyに関する議論が絶えない程度には、個別に問題は存在します。そうしたことに加担しない人達の平均値について言及しています)
そうしたコミュニティーが心地よかったとした時に、次にじゃあ外のコミュニティーと接した時にどういった振る舞い方をするかは極めて重要な気がします。
どんなにこのコミュニティー内でロジカルシンキングやフェアネス、権利の重要性を訴えようとも、ここで行われるエコチェンバーに留まっているうちは現実世界が変わることはありません。せっかくここで素晴らしい意見を構築したのに、結局ディベート界の人以外と全く関わらない、ということでは少々勿体無いと思います。
時々Facebookで自分の思いを外の人へ向けて発信する人を見かけますが、とても良いことだと思います。(ディベーターのフォロワーにいる人もある程度high societyな傾向あるんじゃね?とかいうツッコミはあるにせよ)「あ、こういう素敵な発信をできる人がいるんだな、俺もこの問題関心あるかも」的な感じに思える仲間がそこで見つかれば素敵ですよね。堂々と意見を言う度胸を付ける訓練を経たディベーターは、社会問題の提起だけでなく、様々な場で活躍できる可能性が本当に高いと思います。でもきっと論理的な判断だけじゃ解決できない問題も一方では存在するわけですから、ロジカルシンキングis素晴らしいみたいな思考停止に陥らないことも同時に重要だと思います。ロジックは素晴らしいけど、ロジックにこだわりすぎるとそれはそれで身を滅ぼすんじゃないかな〜と少し感じています。
ということを踏まえた上で、世の中の理不尽さを発見した時に、「こいつらにアプローチしてもわかってくれなさそうだからどうでもいいや、Let’s go back to our eco-chamber」とするのか、めげずにアプローチ方法を変えて相互理解を目指すのか、この差は大きいと思います。それでも説得できない層はディベートでもよく出てくるように存在すると思いますが、動かせる層も割といるという話は先輩が色々なモーションで触れてくださった通りです。
社会問題にこれだけ関心のあるコミュニティーなわけですから、理不尽のない社会を作るために我々にできることも少なからずあると思うので、そうした発信が積極的に出てくるコミュニティーになれば素晴らしいと思います。僕もSNSという媒体を通して発信するかは未定ですが、そうしたことができる人間を目指して生きていければと思います。
というわけで、何の話をしてるのかわからなくなってきましたが、僕がディベートを4年続けられた理由と、自分なりに考えたディベートをした後の行き着く先は…?、という話を綴ってみました。カタカナ用語めっちゃ多くなったけど普段はハイボール以外のカタカナ用語使わないんで、ぜひ今後とも気楽に話しかけてください。おやすみなさい。

3.結果報告
-Quarter Finalist
ICUの高望み (Subaru Arakane, Ayumi Tsuyama, Nozomi Moriya)

-Pre-Quarter Finalist
他人に関心がない女子たちとICUのいんきゃ (Kaho Miyata, Hikaru Hotta, Fumie Nakayama)

-Best Adjudicator
2nd: Kohei Arakawa (1day only)
8th: Aika Miyazawa

-Best Student Adjudicator
2nd: Aika Miyazawa

我らが部長Aika Miyazawaと、OBのこうへいさん (PPさん)とあさいさん

Quarter Finalist: ICUの高望み (Subaru Arakane, Ayumi Tsuyama, Nozomi Moriya)

8th Best Adjudicator: Aika Miyazawa

2nd Best Student Adjudicator: Aika Miyazawa
Wジャッジプライズおめでとう!!


ブログ用の写真を取るのをすっかり忘れてて、写真が少ないです。
大変申し訳ございません…。

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