2014年1月9日木曜日

今更ESUJ ーMJKCー

連投ごめんなさい、あらしゅんです。いよいよ最後の記事となってしまいました、今更ですが、ESUJの記事を載せます。ESUJとは、大学ディベートには珍しく、社会人が主催・運営に加わる大会で、 そのせいか優勝商品もイギリスへの往復航空券と非常に豪華なものとなっております。うちからは瞳隆彦、たくと教授の2チームが参加しました。


 


まあ結果はそれほどでしたが、最近2チームブレイクはなかなかなかったので、頼もしい限りでございますね!それでは、いよいよ僕の仕事もご挨拶をのぞいて最後になってしまいましたが、感想文をどうぞ!





恐らくこれが俺の書く最後の記事になるでしょう。
こんにちは、たくてぃーです。

ESUJについて記事を頼むと言われたのですが、
何よりもまずはじめに言いたいことは、UK Squadのモデルディベートが公開されないことが本当に本当に残念でならないということです。あのラウンドはすごかった。ほんっとーにすごかった。まじでみんなに見てほしい。公開される予定はあるんでしょうか?ないなら泣きます。

ともあれ、ESUJという大会にわれらが教授とともに参加し、Quarter Finalsで華々しく散りました。UT Aと当たって去年の秋Tの雪辱を果たしたかったんですが、成蹊のホッタ君と愛する我らがケビンに阻まれましたね。うまかったなあ。俺のアイデア一発勝負のディベートでは、ああいう堅実さの前では刃こぼれして競り負けてしまうのです。つらい。当たり外れの激しいディベートするのはやめたほうがいいですね。自己満はできるけど自己満しかできません。俺は自己満したいからそのスタイルを貫くわけですが、後輩にもこのブログの読者の皆様にもおすすめはしません。

と、自分の未熟さを実感させられる大会でありました。


これだけだとfacebookのポストとなんら変わらない手抜き記事になってしまうので、
もう少し真面目なことを書きましょう。


なにを書きたいかというと、後輩のこと。

この大会で何を一番実感したって、自分の未熟さもそうなんですけど、やっぱり後輩が少しずつ少しずつ頼りになってきたという実感が大きかったわけです。今回俺が組んでいた、(みなさんご存じ、)あの教授も、すごくうまくてびっくりしました。プレパ中はだいたい彼がケースを作ってくれるし。大事なロジックもしっかり丁寧に作ってくれるし。リフュート教えてと頼めば教えてくれるし。POI立ってと言えば立ってくれるし。

こう書くとなんだか俺がBP Noviceで先輩にコバンザメする一年生並みに教授にコバンザメしてる印象しかありませんね。そのとおり、教授も、そのほかの後輩たちも、もう俺のようなジジイが手伝わなくても、しっかり自分の力でプレパもスピーチもしてくれるし、だからこそ俺も、先輩として彼とチームを組んでいたのではなく、いちディベーターとして彼とチームを組み、本気でESUJを戦うことができたわけです。とっても感慨深い。

それがこの大会でいちばん印象に残った点でした。
教授には感謝ですね。それから、たかひことひとみもよく頑張ってました。あの二人が組むとやっぱり勢いがすごいですね。
NAスタイルという、ある意味ICUDSが一番苦手としているであろうスタイルで大会を勝ち抜くことは簡単じゃありませんが、まあ来年こそはESUJもガッツリ優勝してくれるでしょう。それくらい後輩が頼れるディベーターになりましたということです。



個人的には、Trinity College Dublinから来たジャッジのAdam Noonanにめちゃくちゃ褒められたのがすごく嬉しかったです。すごく嬉しかったです。すごく嬉しかったです。これを書いてる俺はいま某PPさんの数倍ドヤ顔をしていることでしょう。思いつきと勢いとワーディングでつのドリル的一撃必殺を狙う俺のディベートも、あながち間違ってないんだなと自信をもてました。この自信はいつしか過信に変わり、またどこかの大会で俺は深く深く自分の未熟さを反省するのでしょう。人間とは業の深い生き物ですね。でもやめません。


このブログの記事を書くのもこれっきりな気がするので、ちょっとだけ追記。

この3年間、言いたいことを言い続けてきました。
それは時にはfire stickであり、mobility of violenceであり、absence of borderであり、racism is socially inducedであり、sexual desire destroys our capacity to reasonであり、わかったようなわからんようなことをずっと言い続けてきたわけです。

俺が本気で「これだ」と思ったことを、本気で人に伝えるために、マナーを見直したり、ワーディングを勉強したり、いろんな思想やら何やら勉強してみたり、大学の授業中におもむろにノート開いてプレパ練したり、そんなことをずっとやっていました。俺の3年間のディベートを振り返ってみると、たぶん「言いたいことを言う」というテーマがずっとそこにあったんだと思います。それは時には勝ちに繋がり、時には恥ずかしいぐらいの完璧な負けにも繋がってきました。良いとこばかりではありませんでしたが、少しでも楽しんでくれるディベーターがいてくれたのなら、俺は嬉しいです。

そして皆さんも、言いたいことを言うディベーターになってみるといいんじゃないでしょうか。楽しいですよ。

ともあれ、来年末のWorldsに参加するために、言いたいことを言うだけのディベートからまたもう一段階も二段階も進化しなければならない、ってゆー現実もあります。いつまでも自己満じゃいられないし、ただポピュリスト的ディベートだけやって終わるのも良くありませんからね。俺のディベートキャリアが終わる勢いでこの記事を書いてきましたが、まだまだディベート続けますよ。いつかまたどこかの大会でお会いしましょう。その時には俺は、もちろん言いたいことを言うだけですが、今よりももう少しだけ強いディベーターになっていることでしょう。たぶん。

たぶん。


教授、楽しかったよ。ありがとう。
これにてたくてぃーの記事は終わりです。ではでは^^

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