2012年10月4日木曜日

Australs 感想文

こんばんは!みきです。
今日は7月9日~15日にニュージーランドで開催されたVic Australs 2012の感想文です。
(以前載せた結果報告の記事はこちら
ESL Champion,そしてESL 5th Best Speakerの、部長の佐々木光貴さんが書いてくれました!

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オーストラルでした。

とはいいつつも、いま9月なんで正直何も覚えていないという・・・

1年前のコリアオーストラルでは、ESLブレイクあと一歩というところだったので、今年こそは。みたいな感じで去年も組んだPPと、新しく仲間に加わった愛子とニュージーランドに旅立ったわけです。

あんまこういうこと言いたくないけど、オーストラルっていう由緒ある大会にしてはかなり残念なホスピタリティの話とかはさておき・・・(詳しくは直接僕に聞いてください(苦笑い))

適当に予選から振り返ってみましょう。

<予選>
8戦あって、4勝4敗ということだったんですが、8試合中7試合、オーストラリアかニュージーランドのチームとあたって、オーストラリア人かニュージーランド人のジャッジに見られた結果、半分も勝てたっていうのはなかなか良かったんじゃないかなぁと思っています。

正直予選に関しては、長かったんでいろいろありすぎて、ほとんどもう忘れてしまったという・・・

唯一覚えているのは・・・初日を2勝1敗で折り返して、調子に乗った二日目で自分のジンクスを破ってラムカレーをばくばく食った結果、綺麗に2日目は3敗して結構追い詰められたことくらいでしょうか。

まぁなんだかんだどうにかなったわけですが・・・後が無い3日目の緊張感はもう二度と味わいたくない・・・

<ブレイクラウンド>
こっからは2試合だけだったこともあって、結構よく覚えています。

ICUが2チームもESLブレイクしたのもつかの間、後輩とESL Semiでガチンコ勝負という大事故が発生して、結構あせってましたね・・・

こっちが向こうの手の内を把握しているように、向こうもこっちの手の内を把握しているというわけで・・・・

海外大会のブレイクラウンドで後輩とディベートできる喜びよりも、ここで負けたらこの先自分は部長としてどうしていったらいいかわからない・・・っていう恐怖のほうが大きかった気がしますw

モーション発表前に、あらしゅんと冗談で「マイノリティとかカルチャーが出たら多分負ける、俺よくわかんねぇし・・・ただメディアが来たら絶対かつな。」とか言ってたんですが・・・・

モーション発表されてびっくり、テーマ「media」!

思わず雄たけびをあげたのを覚えています。

ただ、ラウンド自体はなかなかにシビアな感じで・・・

あらしゅんがイントロでジャッジの爆笑を掴んだり、それに対抗したPPがイントロで大滑りしたり、あわや・・・って感じな場面がいくつかありました・・・

ただ、そこはやっぱり伊達に部長と副部長3人のトリオでオーストラルにやってきたわけではないということで、なんとかユナニマスvoteでESLsemiを突破したわけです。

<ESLグランドファイナル>
というわけで、後輩を踏み台(笑)にしてESLGFに進出したわけですが・・・

相手はマカオ大学でした。実はこのマカオ大学、予選で唯一当たったアジア系のチームで、なおかつ敗北しているという因縁の組み合わせ。

GFの会場になったのは、ニュージーランドの古い教会で、やたらと威厳たっぷりな感じで、あわわわってなってました。



ラウンド的には、やれることはやったかなぁ・・・という感じではありましたが正直向こうの方がプロブレムをきれいに出し切れていたので、これは負けたかもしれん・・・というような感じでうだつの上がらない時間を結果発表まで1日以上過ごしてました。

結果は、皆さんご存知のとおり、7-2だったともうんですが、そんな感じで日本人初のESLチャンピオンになったわけです。やったね。

オーストラルで感じたのは、エンゲージメントの大切さとスタンスの一貫性の大切さでした。正直日本だと、ウィップの仕事がとにかく軽視されがちですが、海外ではウィップですべてをひっくり返すことも十分可能ですし、なによりもウィップが一番大事なんじゃないか?って思うくらい、エンゲージメントがとにかく重要視されてた印象です。で、結局いいエンゲージメントをするためには、強固で一貫したスタンスをチームが持ってる必要もあるなーっていう感じですね。まぁもちろん、他のところがある程度できてる前提ですが・・・・

ともあれ、日本でウィップ稼業をしていて、ちょっと悲しい思いをしているそこの君、あまり凹まないで、海外大会に行ってみたらよいと思うよ!(笑)

さて・・・そんなこんなでまずは、パートナーのPPと愛子に心からの尊敬と感謝を。

あいこさん


愛子はプレパ中には、僕の思考を前に進めてくれる貴重な意見だったり指摘をしてくれる上に・・・なによりもなによりもプレパで出た内容を、いつも僕の想像より上を行くプレゼンをしてくれて、ちゃんとセットアップしてくれたので、後ろで好き勝手できました。そしてリプライでも俺が散らかしたラウンドを綺麗にサムアップしてくれるので、本当に、本当に頼りになるパートナーでした。愛子なしでは、絶対ESL優勝なんてできなかった。今改めてそう思うわけです。

次に・・・deputyをやっていたPPは、まぁいてもいなくてもかわらなかったですね!

いや、うそです。いつもはPPのことをこれでもかってくらい馬鹿にしている僕ですが、こういう時くらいは正直に書いておこうかなと思います。

コリアオーストラルで組んだときに、また組みたいねと言ってたのは嘘ではなく、なんだかんだエリミネの結果PPと同じチームになれたときは、周りがなんと言おうとも心の奥底では頼もしく思っていました。

PPさん


愛子が綺麗にセットアップした後に、PPがコアイシューにリフュートしてくれた上に、プレパで出た別の視点のポイントも綺麗にプレゼンしてくれたおかげで、何度も助けられたのを僕はちゃんと覚えています(笑)

何度もいいますが、いつもこれでもかってくらいに、PPを馬鹿にしている僕ですが、ある意味愛情とかそういうのの裏返しだと思ってくれればよいかな?と思いますw僕自身が、スピーチの調子に波があるので、PPが真ん中でしっかりチームを支えてくれて本当に良かった。今だから、そして多分今しか言わないけどPPと組めて本当に楽しかったし、頼もしかったぞ!俺が認める素敵なディベーターってやつですね。PPさんは。

パートナー二人への感謝はもちろんのことですが、ICUDSの特に練習に付き合ってくれた同期と、後輩には助けられました。本当にありがとうございました。

こうきさん


ちなみに、僕自身のこともちょっと書いておくと、今回のオーストラルは自分の中では一番気合を入れた大会だったなぁと改めて思うわけです。愛子とプレパ練をずーっとしてたのもそうですし、大会に向けて新たな知識を得ようと本を読んだり、分厚い(そうでもないか・・・)マターファイルを本気で作ったりしたのはこの大会が初めてで、ESL優勝という、これ以上ない最高の結果を得られて本当に良かったです。

今年の上半期は本当に良い時期だったなと思います。ディベート入ったときに漠然と立てた目標に(1)日本一になる、(2)海外の大会で優勝する。というのがあったんですが、春Tで(1)を達成し、オーストラルで(2)を達成するという何かこう、すごい素敵な感じでしたね。

正直、あまり仲は良くない(苦笑)(ほとんど飲みに行かないし、14のメーリスもないしねw)ICUDSの14ですが、僕はなんだかんだで最高の同期だったなと思っているわけです。ずーっとWhipで好き勝手できたのは、君たちのおかげだよ!

僕のマターファイルの表紙には、大事な人からのメッセージがのってるわけですが、最後にそれでも引用して終わりましょうか・・・

「Believe in your brain and your team, and you will win everything you wish. by Hideto Sakurai」

春Tから、オーストラルまで、この言葉に何度、勇気づけられ、助けられたことか。ディベートやる時に大事なことのすべてがこの言葉に入ってるような気がします。

まだまだ9月から12月まで、いろいろ大会にあるので、僕も後輩にこの言葉を送りたいわけです。

なにはともあれ、そんな感じのオーストラルでした。



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ラウンド中の写真は教授(16の黒木くんですよ!)からお借りしました。
海外の大会で結果を残すってかっこやっぱりかっこいいですね。
憧れます。

次の更新も海外大会。
UADC(随分前の話ですね笑)で輝いてきた あの人! のブログなので、ご期待ください。

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